創業者からの手紙

note 第一話に書きましたが、弊社は野澤正幸が創業し、私、香月達行が2代目代表取締役となっています。

　社内にもう一人野澤がいるので、「ご隠居」と呼んでいます。

佐渡のご隠居は高齢で身体もボロボロですが、頭は冴えており頭脳は矍鑠という言葉がぴったりです。
　まあ、身内なんでいうのもなんですが、すごい人。うちみたいな零細企業経営の枠に収まる御仁ではないのです。
　しかも、立派な老人にありがちな現役時代の武勇伝をしません。
本人にしつこく聞いてぽろっと話たり、別の方に話を聞いたり・・
あと、自伝の書籍も出しているので（自費出版でなく一応、市販書籍）
それで、初めて解ったり
　昭和時代の汎企画（アドフィルム時代）めちゃ面白い。

今回はお手紙に新潟日報の切り抜きを添えていただきました。
田中角栄とご隠居の交流について
新潟県の発展に田中角栄元首相は欠かせません。
ご隠居と角栄さんの交流なんて今日初めてしりました。
しかも、この新潟日報で

https://www.niigata-nippo.co.jp/sp/select/seikei/104735.html

弊社は自分が継ぐ前は目白の駅前でした。
昔、角栄宅より駅近ですねぇなんて話してたけど、まさか野澤家3代にわたり角栄さんとの交流があったなんて

テレビ局を立ち上げ、映画界の5社協定に異議を唱える活動したり、南アフリカに入植を計画したり、ゴルフ場開発したり、本業の映画販売もいろいろと活躍し、立候補こそしなかったものの、政治的な活躍もしたご隠居

　やはり、自分なぞスケールが小さいと思う。
しかし、汎企画もそろそろ50周年。先代に胸を張って報告したいと思います。

コロナが落ち着いたら佐渡に行って会いたいと思います。

株式会社汎企画　2代目　社長　香月達行