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新入社員がすぐ辞める。辞めてええんちゃうか?

普段、なかなかの引きこもり具合ゆえにすぐ裏にあるスーパーを通り越して1㎞先のスーパーへ歩いていく。
と、思っていたが800mしかないことが今Googleマップで判明し、ちょっと愕然としつつ続けよう。

散歩もよくするのだが最近の暑さで日中はアカン、ヤバすぎるわと夜中もしくは早朝にスーパー玉出へ出向いている。

ここ20年近く九州の南や沖縄に住み、2年前に大阪へ戻って、日の出の早さをありがたく感じることが多い。
朝の4時半に明るいってすごい。
関東も朝は早くから明るいけれど、訪れる度に夕方暗くなるのが早い気がしているのだけれど、どうなんだろう?

さてさて、本日のトピックは【新入社員がすぐ辞める】お話。

先日、本屋さんでうろうろと普段読まないジャンルのビジネス書コーナーで気づいた。
新人教育が難しい、すぐやめる、どうしたらいいんだ、てなことだった。

同日、娘からも新卒の友人が次々と仕事を辞める方向に進んでいるという話を聞いた。そういう娘も今年退職してゆっくりしているのだけど、今後はおそらくフリーで仕事をするのだろうなと思う。気分転換くらいにバイトをしたりはするかもしれない。

ちょっとここからは世間一般とはずれているかもしれない話になるのだけど、パッと辞める子の殆どが親がうるさく言わず好きなことしたらいいという方針。我が家もそうだ。
辞めたいのに辞められないと悩んでいる子の殆どが、母親が許さないと言う。

これ、不登校支援でも同じだった。

一見というか対外的になのか『無理しなくてもいいとは思っているんですが』『学校は行かなくてもいいとは思っているんですが』と発言するけれど、すぐわかる。初めて話すわたしにもわかるほどに許してない。こどもにバレないはずがない。

新人社員に限らず、もう石の上にも…など通用しなくなってきているし、16年前にフリーになったオバハンも18年間の看護師時代を振り返って、正気じゃなかったとさえ思う。いや、向いてる人もおるんよ、ほんまに。

介護士がわたしの天職だ!と言っていた友人もここ3年ほど全く違う仕事をし始め『マジで正気じゃなかった』といつも言っている。いや、向いてる人もおるんよ、ほんまにパート2。

オバハンの話はええか、若い子の話に戻ろう。

色々聞いていると、ほんまに面白い。
忙しいのが嫌という子、暇すぎて嫌という子、厳しくてやってられんという子、刺激が無さすぎて嫌という子、バラエティーに富みすぎてる。

ということはよ?会社側の問題もあるにはあるだろうけれど、それよりもはるかに『自分に向いてるか』を重視する若者がとても増えたということ。

仕事内容も、働き方のスタイルも。

もっと遡ると、学校もだ。

うちの娘は小6から中学3年間ゆっくり家にいて、高校は週2だけの学校を選んだ。専門学校は入学してすぐスカウトされ職場に入ってしばらくは両立したが3ヶ月しか通ってない。学校側はもう授業料いらんから卒業まで在籍してほしいと言ってくれたが、本人が『学歴に興味がない』と1年で退学することを選んだ。
社会人になって2年、怒涛の日々を送りありがたい機会に恵まれ実績が一気に積まれ、フリーになることを選んだ。

なんだか、イレギュラーとされるルートを進む子が増えたなぁと実感していて、こうしてイレギュラーじゃなくなっていくんだろうなと思う。

これまでの会社の在り方からすると、先輩や上司もそりゃ『どないしたらええねん案件』になるよなぁと想像しつつ、若者の社会通念や概念、認識、価値観はどんどんアップデートされているのだから、仕方がない。

そして、学校に通うのも就職後するのも楽しくてストレスがない(もしくは少ない)方々はいいとして、そもそも古い価値観が通用しないパターンの若者は学生のうちから気づいてる子も多い。
そして親が価値観を押し付ける。
気づいてない子は親もしくは世間を見て『そうするのが普通だ』と思い込んでいる。

子が気づいてる場合は、親は邪魔したらアカン。よかれと思ってはいらん。ほんまにいらん世話や。

16年間、色々な親子を見てきてそう思う。

あとさ、もし、とっとと仕事辞めたり続かないことで自己嫌悪してる人が読んでくれてたら、なんも自己価値は下がってないし負けてもないからね。
おもしろい人生にしてこーぜー。



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