令和No.1クリエイティブ
一瞬で「いい!」と思った広告クリエイティブがあります。
とても良くできたバナークリエイティブだと思いました。なぜなら、ターゲットが明確にされているからです。「過去の彼女が0人〜3人」というコアなデモグラフィック情報でターゲティングされています。
広告は見られないという前提で作られなければいけません。バナー広告はいわば、道行く人への声かけと一緒です。
道行く人は自分に向けられた言葉でないとスルーします。呼びかけがないのは論外で、「みなさん」という呼びかけはスルーします。「あなた」でもまだ弱いです。
どんなあなたかを具体的にすることで対象となる見込み客が振り向くことになります。それが、今回の「過去の彼女が0人〜3人の方!」という呼びかけです。
さらにイケてるポイント
さらに秀逸だなと感じたところは、「0人〜3人」とターゲティング要素に幅をもたせているところです。
相手の状況をより具体的に特定する方がより反応が得られます。なので、0人とか1人とか3人とかに絞ったほうがより良い反応が得られると考えるのが普通です。
でも今回の広告の場合は、この0人〜3人という幅がとても大事です。
なぜなら、「0人」と限定してしまうと、本当に0人だったとしても「こいつ今まで彼女いたことないのか。」と思われたら嫌だというネガティブな感情を生む可能性があるからです。
モテていないということを前提に、人前に出ることにポジティブになれる人は多くないですよね。もしそれができてるならモテてると思いますし。笑
また「1人」「3人」とすると、彼女0人の人が反応しにくくなったり、反応したとしても「自分のためのサービスではない。」と感じてしまう恐れがあります。
0人〜3人としておくことで、本当はメインのターゲットになっている「彼女0人」の人の自尊心を傷つけることなく、サービスへの利用を促すことができます。
実際に申し込む際も、1人とか2人とか見栄を張って嘘を伝える人もいるのではないかと思います。笑
ただアイキャッチするためだけのコピーではなく、その後の申込み導線も意識した入り口のクリエイティブになっているところが、この広告クリエイティブの優れた点だと言えます。
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