キャッチビジネスの真実
web解析が一般的ではない時代からweb解析に取り組んでこられている、web業界の生き字引のような方とご飯に行きました。
新宿歌舞伎町にある和食屋さんを手配したのですが、だいぶあの界隈も行きやすくなったなと感じました。
渋谷のセンター街界隈もそうですが、「キャッチにはついていくな」と露骨なアナウンスも流れています。
キャッチをする店はボッタクリのお店、そういう刷り込みがされる中、条例を守りながら店舗集客支援をしているキャッチの方たちがいます。
ちょうどキャッチの人たちがどう稼いでいるのかをインタビューした記事があったのでシェアしたいと思います。
キャッチビジネスの構成要素
キャッチをしている方へのインタビューからキャッチという仕事には優れたビジネスモデルがあることがわかりました。
キャッチの報酬は、顧客あたりの報酬単価が設定されていると思っていました。
でもそれだと、”粗く考えて平均利用単価5000円、平均グループサイズ3人、手数料5%、1時間平均3件、5時間稼働だとして1日11000円前後、20日で22万くらいと、 大儲かりではない、”(記事より)と、ビジネスとしては魅力的ではありません。
でも実は、エリアで月数百万円の報酬を広告費として飲食店経営企業から預かり、それを管理するメンバーに分配するようなビジネスモデルが核となっていました。
広告予算を預かり、いろんな媒体に予算配分をしている広告代理店のような感じです。さらには、お悩み事の相談相手としての側面もあり、集客代行をフロントエンドとして、コンサルなど他のサービスへも展開しています。
中でも、採用支援のためにindeedの運用代行をしていたり、自ら飲食店経営もしていることには脱帽でした。
正直、足を使って仕事している人たちだと思っていましたが、頭も使っているし、顧客のことを考えて集客をしているし、ビジネスモデルとしても確立されていて、キャッチというビジネスに興味がわきました。
そして、たまたまインタビューに応じた方はエリアを統括しているマネジャーだったのですが、現場の感覚を常にキャッチしておくために、自ら街頭に立ち続けているということでした。
そこいらの広告代理店よりもしっかりしてるなと思いますよね笑。僕も見習うところがあり、たくさん参考にしたいなと感じました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?