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#20 自分を責めない「セルフ・コンパッション」

自分を責めてしまうこと、多いですか?


仕事で失敗したり、うまくいかないことがあると、自己批判をしてしまいますよね。


真面目だったり責任感がある人ほど、自己嫌悪してしまうことも多いでしょう。


そういうときに気持ちを楽にしてくれるのが、「セルフ・コンパッション」です。


セルフ・コンパッションとは

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セルフ・コンパッションは、
「あるがままの自分を受け入れて、優しくする」という概念です。


そもそもコンパッションとは、
「苦しんでる人を理解してあげたい、
何とかしてあげたい」

と思う感情のこと。


親しい人や好きな人が悩んでたら、理解しようと話を聞いたり、なぐさめたりしますよね。


この気持ちを自分にも向ける、というのが
セルフ・コンパッションです。


3つの効果

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セルフ・コンパッションを高めることで、
3つの効果が出ると言われています。

①人生満足度、ポジティブな感情が高まる

②ネガティブな考えが減って、
 ストレスを抱えにくくなる

③困難な状況をはね返して、
 精神的なダメージを回復しやすくなる


「慈悲の瞑想」で高められる

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セルフ・コンパッションを高めるには、
「慈悲の瞑想」が効果的です。
どういう瞑想かというと、
自分や他人の幸せを願います。

姿勢を正して座ったら、心の中で、
こう唱えます。

「私が幸せでありますように」
「私が穏やかでありますように」
「私の願いが叶いますように」
「私の悩み苦しみが無くなりますように」

これを何度かくり返します。


唱え終わったら、
好きな人や親しい人を思い浮かべます。

「あの人が幸せでありますように」
「あの人が穏やかでありますように」
「あの人の願いが叶いますように」
「あの人の悩み苦しみが無くなりますように」

これも何度かくり返します。


慣れてきたら、願う相手を
親しい人→知り合い程度の人→苦手な人と、
だんだん広げてみてください。


苦手な人は、はじめは抵抗があって、
素直に願えないかもしれません。


でも、「(苦手な人)が幸せでありますように」
と思えるようになると、
「苦手」と思う気持ちが生まれにくくなって、
その人へのストレスが減っていきます。

慈悲の瞑想は、
1日10〜15分やると効果が出る
と言われています。


まとめ

「よく自分を責めてしまう」
「自己嫌悪することが多い」

こんな方は、
「慈悲の瞑想」をしてみてください。

セルフ・コンパッションを高めて、
自分で自分を傷つけないようにしましょう。

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この記事はこちらの本を参考にしました↓



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