#25 快眠のための「お風呂」
普段から、湯船につかってますか?
忙しいと、
そんな時間もなかなか取れないですよね。
ついシャワーで済ませてしまうことも
多いでしょう。
ただ、湯船につかって体を温めた方が、
睡眠の質は上がります。
特に「なかなか寝つけない」と悩んでる方は、
湯船につかることで改善する可能性があります。
寝つきのカギを握る「深部体温」
体温には、
「皮膚温度」と「深部体温」があります。
「皮膚温度」は、体温計で測る体温。
「深部体温は、体の内部の体温です。
私たちが起きている間、
深部体温は皮膚温度よりも、
2℃ほど高くなっています。
これが下がって皮膚温度との差が縮まると、
眠気が起こり、
スムーズに寝つけるようになります。
まず深部体温を上げる
深部体温は、
上がった分だけ大きく下がろうとします。
深部体温を上げるのに有効なのが「入浴」。
40℃のお風呂に15分つかると、
深部体温は大きく上がります。
ふつうのお湯でも十分ですが、
炭酸泉などの温泉だとさらに大きく上がり、
睡眠の質も良くなるそうです。
ここで
「もっと熱いお湯ならもっと良いのでは?」
と考えられそうですが、
それは残念ながら逆効果になります。
42℃以上の熱いお風呂につかると、
交感神経が刺激されて体が覚醒してしまうそう。
「熱いお風呂にバッと入りたい!」
というときもありますが、
寝る前は避けた方がベターです。
寝るまで時間をあける
40℃のお風呂に15分入った場合、
深部体温が下がるまでに90分かかります。
つまり、寝るタイミングで眠気を起こすには、
入浴は寝る90分前までに済ませた方がいい
ということです。
でも忙しいと帰宅が遅くなって、
そんな時間も無くなりますよね。
そんなときはシャワーかぬるま湯にすると、
深部体温が大きく上がらないので、
下がるまでに時間がかかりません。
ちなみに、発汗を促すタイプの入浴剤は、
深部体温が下がるまでに90分以上かかってしまうことがあります。
寝る前に使用すると、深部体温が下がらないまま寝ることになってしまい、
眠りが浅くなる可能性があります。
平日は避けて、
休日の早い時間に使うことをおすすめします。
まとめ
「寝つきが良くない」
「睡眠の質を上げたい」
そんな方は、次の4つを意識して
入浴してみてください。
✅ 40℃のお湯に15分つかる
✅ 寝る90分前までに済ませる
✅ 発汗を促す入浴剤は、休日に使う
✅ 忙しいときはシャワーかぬるま湯にする
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この記事はこちらの本を参考にしました↓
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