マクドナルドのハンバーガーが儲からない理由
私達家族は「マクドナルド」をよく利用しています。
たまたまネットサーフィンしていると、「マクドナルド」の原価が分かる記事を発見しました。
「マクドナルド」と言えば、「ハンバーガー」ですね。
「ハンバーガー」の原価率はかなり高いようです。
「マクドナルド」は、どうやって利益を出しているでしょうか。
✅集客商品と利益商品を上手く掛け合わせて利益を確保している
「マクドナルド」の主力商品、「ハンバーガー」は儲かっていません。
「ハンバーガー」の原価率は「45%」と飲食店ではかなり高めです。
他の商品の原価も調べてみました。
ネットで見つけた原価はこちら
👇👇👇
※いつのデータか分かりませんが、こんな感じ
■ハンバーガー価格(100円)
・原価・・・約45円 ・原価率45%
■ドリンク価格(100円)
・原価・・・約10円 ・原価率10%
■ポテト価格(220円)
・原価・・・約20円 ・原価率9%
■ナゲット価格(250円)
・原価・・・約25円 ・原価率10%
■アップルパイ価格(100円)
・原価・・・約35円 ・原価率35%
✅サイドメニューは利益率が高い
「ドリンク、ポテト、ナゲット」の原価率は10%と低いですね。「サイドメニュー」を売れば利益を確保できます。
でも、「マクドナルド」の主力商品は「ハンバーガー」です。お客様は「ハンバーガー」を食べたいから「マクドナルド」へ足を運んでいるのです。「サイドメニュー」だけを食べる人は少ないのです。
✅マクドナルドの売れ筋はセット販売
■主力商品の「ハンバーガー」は原価率が高くて儲からない
■原価率が低い「サイドメニュー」だけでは売れない
この問題を解決した方法がセット販売です。
「マクドナルド」は、「ハンバーガー」と「サイドメニュー」をセット販売することで儲けを出しているのです。
普段何気なく注文する「ハンバーガーセット」ですが、こんなからくりがあったのですね。
■お客様は、「ハンバーガー」(原価率が高い)を食べたい
■お客様は、「サイドメニュー」だけを注文しない
■「マクドナルド」は、原価率が低い「ポテトとドリンク」を売りたい
➡これらを全て満たしたのがセット販売
原価率が低い「ポテトとドリンク」を値引きして、「ハンバーガー」と一緒にセット販売する事でお得感をだし、売上と利益を確保しているのです。
✅主力商品で儲けようとしない
「マクドナルド」のセット販売から言えることは、主力商品で儲けようとしないことです。
主力商品は集客商品です。集客商品の目的は、集客です。人気があり、お客様獲得に貢献してくれる商品です。安易な値上げは集客のチャンスを逃してしまいます。
✅まとめ
集客商品と利益商品を上手く掛け合わして利益を確保している ➡ハンバーガーが儲からないのは原価率が高いから
サイドメニューは原価率が低い ➡売れ筋ではない
マクドナルドの売れ筋はセットメニュー ➡セット販売で儲ける
主力商品で儲けようとしない ➡主力商品は集客商品
主力商品を集客商品にすると利益をだす事ができます。
主力商品とは、お店が力を入れて売りたい商品で、人気があり、クオリティの高い商品です。原価が高くても安易な値上げは禁物です。
主力商品で集客したお客様に、原価率が低い商品を売り、利益を確保するのです。
普段何気なく利用しているお店の儲かる仕組みを知る事は、とても興味深いですね。
お客様の立場で考えると、「マクドナルド」で「サイドメニュー」ばかりを食べたら損はしませんね(笑)
お店の立場で考えると、原価率の高い商品を集客に活用すると、損をせず利益をだせるということですね。
「原価率の高い商品」と「原価率の低い商品」をうまく掛け合わせることで利益を確保する仕組みが作れるのです。
以上、
忙しい中、あなたの貴重な時間を使って
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後もあなたと共にnoteを楽しみたいと思っています。
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