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レーザーカッターを使って 穴あき 名刺 を作った話① デザイン編

こんにちは!
お盆が明けてもまだ涼しくならず、アイスばかり食べてしまいます。
ハマノスです。

この度新しい名刺を作成しましたので、良かった点、改善点も含め振り返ってみます。
長くなりそうなので、前編と後編に分けて書きます。
後編の作成編は、レーザーカッターのちょっとしたコツもあるので、レーザーカッターを使ってみようと思われる方の参考になれば幸いです。


新しい名刺



AとOの中もくり抜いています

こだわりポイント

まずは、今回どのような意図をもって名刺を作成したかをご説明します!

1.z軸に繋がりがあるデザイン

今回は最初からレーザーカッターを使って名刺を作ると決めていました。それを踏まえ、どうやったらレーザーカッターの特性を活かしてデザインを作れるかをまず考えました。

また、3DCADを使っていたのでその要素も若干入れたかったです。

その結果、二層構造にすることで奥行きであるz軸を作るという発想にたどり着きました。
更に向こう側が見えるようなデザインで、奥行き感を強調しました。

構想段階メモ
二層構造

2.形と色だけで名前を表現

私の名前は「はまの すみれ」です。
苗字を切り抜くというデザインを思いついた後に、もしかすると名前も表現できるのではないかと考えました。

結果、「HAMANO」の文字の色にすることで「はまのすみれ」を表現しました。

しかし、菫色を自宅プリンターで印刷するとどうしても青色が強めに出てしまいました。そこで本来「C70% M70%」のところを、以前家の近くに自生していたスミレの花の写真の色に近い「C60% M85%」にして、直感的にスミレの色を感じてもらえるように変更しました。

アスファルトから生えるスミレ草

3.名刺としての機能を損なわない配置

グラフィックと文字を完全にエリア分けすることで、上から下の目線移動と情報の整理を行いました。背面にアドレスやIDをまとめました。文字は学校やアドレスなどは読みやすいフォントにし、名前の部分だけやわらかさを出す為筑紫A丸ゴシックに変更しました。筑紫フォント大好きです。


しまったな!と思った点(改善点)

タイポグラフィの違いが目立った

特に完成後気になったのがMNの違いです。
図面上で確認した時はあまり違和感が無かったのですが、出来上がるとMの角丸がほとんどわからずHAMANOの書体にバラつきが出てしまいました。

noteIDの説明が無かった

アドレスと一緒にnoteIDも載せましたが、IDに対する説明が欠けていました。QRコードにnoteと記載があるものの、何のサイトに飛ぶか分かりにくいと感じました。

あとは実際に渡した反応から改善点を探していきます。


後編はレーザーカッターで作成した様子をレポートします!
こちらは改善点だらけでした…
近日公開予定です。


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