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ロックダウン。

4月26日(月)の夜、トルコのエルドアン大統領が発表した。

「平日週末問わず、年齢や日中・夜間問わず、4月29日(木)の19時~5月17日(月)の5時まで外出禁止」

サプライズ発表が好き?
コロナ関係に限らず、トルコではたまにサプライズがある。それにより、まぁまぁ、生活に影響が出てくる。

今トルコでは、毎年約1ヶ月間行われるラマダン(断食月)期間中。4月13日から始まり、それが明ける5月12日はRamazan Bayramı Arifesi(断食明けの祝祭前夜)、5月13日~15日まではRamazan Bayramı(断食明けの祝祭)となり連休となる。

断食の終わりを祝い、甘いお菓子を振る舞う習慣からトルコではŞeker Bayramı(砂糖祭)とも言われている。Şeker=砂糖 Bayramı=祝祭
トルコでのこの連休は、日本でのお盆や正月にあたり、多くの人が家族や親戚に会うため、または旅行するために移動する。

今回のロックダウンはこれを避けるためというのが大きと思う。そして、ロックダウンをすることにより、1日の新規感染者数を5000人以下を目指すと発表された。4月に1日の新規感染者数が60000人を超えたトルコ。連休前後の人々の移動は避けなければならない。

だけど、発表後の人々の行動というと・・・ロックダウン前に移動できる人は移動し始めた。トルコの移動は長距離バスか自家用車が主流。バスのチケットは売れ、荷物をたくさん乗せた車で道は渋滞。マーケットは混雑し、ロックダウンするとできない用事をするために、色々な所で列ができていた。

ロッククダウン中も食料品や日用品は買える。マーケット、青果店、精肉店、乾物店、菓子店は10時から17時まで開いている。自家用車を使用しない条件で家から最も近い店に買い物に行くのはOKだ。

私が一番困ったなと思ったことは、子供がまた外に出れなくなるということ。ちょっと、遠くの用事だけ先に済ませて、後は子供を外に連れ出す。

27日(火)
子供と運動がてら散歩。

28日(水)
子供の友達家族を誘って、人のあまりいなさそうなところをお花を見ながら散策。友達家族が今現在住んでいる家を引っ越さないといけないので、ついでに貸家が出ていないか、みんなでキョロキョロしながら探す。(トルコでは賃貸や売り物件の紙が家の窓に貼ってある)
公園や、休憩できるところは封鎖されていて座るところがなかったので、みんなでひたすら歩いた1日。

29日(木)
子供の友達を誘い、学校の校庭で遊ぶ。公園が封鎖されているため、遊びに来ている子供が多いかな?と思ったけど、予想に反して少なくてゆっくり遊べた。ひたすら体を動かし、子供の外出規制がある18時までめいいっぱい遊ぶ。

ロックダウン後、もっと子供たちが自由に外で遊べる時間が取れるますように。ひとり、ひとりがちょっと立ち止まって、少し考えて行動し、みんなストレスが溜まっているからこそ、協力し合いコロナに負けずに過ごしたい。





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