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転機はTwitterだった

人生の転機となる出来事は、その時は全然わからないのですが、後から振り返ると「ここだったな」とはっきりわかることがあります。

私には転機が2つあって、ひとつは高校の図書室でソーシャルワーカーが出てくる本を読んだこと。あの図書室で出会った本たちが、アメリカで学びソーシャルワーカーになる私の将来を決めたのでした。

そしてもうひとつは、3年前にTwitterを始めたことです。私は2020年12月31日にTwitterを始めたのですが、開始直後にフリーランスのソーシャルワーカーたちが存在することを知り大きな衝撃を受けました。

衝撃と同時に、「その手があったかー!!」と喜んだのを覚えています。

私は当時働いていた事業所を退職することが決まっていて、次の職場もほぼ確定していましたが、そこから計画を急ピッチで見直しました。常勤雇用で働くと、どうしても私がやりたいこと全てはできない。それが、業務委託という手を使うとできる。これはとても魅力的な発見でした。(ありがたいことに次の職場は業務委託に変更してくれました)

ただ、フリーランスってどうやってなるのかわからない。それもTwitterには情報が溢れていたし、相談にのってくれる人がいました。じゃあ情報がそろったけど、今度は最後の一歩をふみ出す勇気が出ない。それもTwitterを通してコーチと出会い、コーチングを依頼しました。

全てTwitterでまかなわれた私の転機。初めてTwitterを開設した時の私に言ってあげたい。

あなた、これから沢山の人と出会って、発信して、仕事をつくって、お金を稼いでいくんだよ。Twitter始めて良かったね。

未来のワタシより。
あなたの道はどっちだい

Twitterは私にnoteの存在も教えてくれました。これも私にとっては運命的な出会いでした。ずっと、誰かに私の考えていることを聞いてほしかったのです。それも、黙って聞いてほしかったのです笑。

支援や人生について考えているアレコレをアウトプットする場所が欲しかった私ですが、普段はこれらを飲み会で話していました。飲み会の場では話は独占できないし、支援の話は議論を呼ぶので悠々と語ることはできなかったのです。

そこでnoteと出会い、私の中に溜まっていたアレコレは溢れ出し、3年間好き勝手書き続けることになったのでした。

noteを読んで、共感をもらえるとは思っていませんでした。ましてや、仕事につながることなんて全くの想定外でした。素晴らしい文章を書く人たちがこんなに沢山いることも初めて知りました。

Twitterに出会ってからの3年間、私の毎日がすごく楽しいのは、このアウトプットをする場所が常にあるということです。誰にも邪魔されず、語る場所があるということは本当に幸せ。

振り返れば、あれは転機でした。そしてこれからも転機はやってくると思うのです。あなたにも、私にも。新しい出会いや何かを始める時、「もしかしたらこれは私にとって大きな転機になるかも」なんて思いながらやってみたら、ロマンチックでいいかもしれない。

そんな話。

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2023年のテーマは洒洒落落。物事にとらわれず、さっぱりと生きたい。そんなハマダのこだわりレスな記事はこちらに収めます。


ハマダユイ
ソーシャルワーカー11年目。大学教員をやりながら、相談室バオバブで個別相談を受けている。精神疾患にまつわる悩み事、家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと…。いろんな人と一緒に作戦会議を開く毎日。

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