見出し画像

「がっかり」するのは相手の勝手

最近、「がっかりだわ〜」と言われて傷ついた方からの話を聞きました。

私は「がっかり」もしくは「残念だよ」という言葉の持つ攻撃力に、いつも圧倒されています。「がっかり攻撃」と名前をつけていて、過去にはこんな記事も書いています。

(この過去記事、ちょっと読みづらいな…)


いまいちど、言いたいのですが。

「がっかりだわ〜」は、相手をコントロールしたいという大きな意図を持って発される言葉です。


言われた方は、相手を失望させた自分が悪いと感じる。もっと頑張らなくてはと思う。とくに、行動や人格を否定する「がっかり」は本当にたちが悪い。

「あ、そういうタイプなの?がっかりだわ〜」
「もっと私の気持ちを理解してくれる人かと思っていた。がっかり」
「普通、友達ならこうするでしょ?がっかりなんだけど」

がっかり〜の使い方(例)

使っている方は、その攻撃性に気づいている場合もあるし、全く気づいていない場合もあります。もしかしたら、自分がそう言われてきたから自然と使っている人もいるかもしれない。

まあ、悪気があってもなくても、どちらでもいいんです。言われた側には関係のない話ですから。


とにかく。そんな傷ついた人たちに私がいつもお伝えしているのはこれです。

がっかりするのは相手の勝手なのです。


がっかりした感情は相手のもの。過去の記事にも書いたように、「今日雨なの?がっかり〜」と同じこと。相手が勝手にあなたに期待をして、それが事実と違ったから失望しただけのこと。そこにあなたは関係ないのです。

もし「がっかり」と言われたら、「がっかりするのは相手の勝手。私は私のままでいい」と唱えてほしいと思います。


そんな話をして、熱くなった私でした。

__________________

2024年のテーマは、やめるまで楽しむこと。手放すことを恐れず、その瞬間までを楽しめばいい。そんなハマダのこだわり記事はこちらに収めます。

人と関わりながら自分を大切にする方法を、ずーっと考えているマガジンはこちら。


ハマダユイ
ソーシャルワーカー12年目。大学教員をやりながら、相談室バオバブで個別相談を受けている。精神疾患にまつわる悩み事、家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと…。いろんな人と一緒に作戦会議を開く毎日。

バオバブはこちら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?