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人と人のアイダ

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人と人のアイダにある境界線について、あれこれ考えて書いた記事たち
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#期待

期待しているのは私だから

期待しているのは私だから

よく、「期待するのは相手の勝手」という言葉を使います。

人間関係で、誰かからの期待が苦しい時があります。「恋人だから週末は一緒に過ごすよね〜?」な期待とか、「親の言うことは聞くよね〜?」な期待。

他には「せっかく手伝ったんだから成果出すよね〜?」な期待とか、「私の後輩だったらここまではついてくるよね〜?」とか、「お前はもっといけるぜ〜」という期待。

疲れたけど休めないし断れない。「がっかりし

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「がっかりしたよ」をそのままに

「がっかりしたよ」をそのままに

すごく攻撃性の高い言葉だな〜と常々思っている言葉がある。

「がっかりだよ」という言葉。

「期待してたのに」とか「一緒にやれると思ったのに」とか「俺の気持ちもっと伝わってると思ってたのに」とか

そういう意味を込められた「がっかり」。

ここでは「がっかり攻撃」と名前をつけたい。

がっかり攻撃が発動した瞬間、そこにまるで上下関係があるかのような感覚になる。

がっかりさせた私は「ダメなやつ」で

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やさしい期待の外し方

やさしい期待の外し方

最近心に残ったツイート。

私たちは「親はこうあってほしい」「恋人は」「友人は」と、たくさんの「こうあってほしい」という期待の中で生きている。

期待しないって難しい。私たちは期待する。それはとても自然なことだし、期待されることで温かい気持ちになることだってある。

でもその期待が、現実と違った時。

期待している側は勝手に怒ったりする。

「そんな人だと思わなかった」

「あなただけは違うと思っ

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