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27:「独居」より「孤独」が怖い

こんにちは。

介護や認知症の悩み相談の

 Haluhaave(ハルハーヴェ) MISAです

介護や家事、はたまた認知症の対応で大変な女性の力になれば、

との思いで活動しています。

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ごあいさつ

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今日は


人は「独居」より「孤独」が怖い


についてお話しします。


以前の記事、

「死より怖いもの」


でもお話ししましたが、怖いのは

独居=一人で暮らしている


ことではなく

孤独=孤立無縁 誰とも繋がりがない


であること
なのかしらと、先日の新聞を読んで思いました。

記事は・・・
かつて「東洋一のマンモス団地」と呼ばれた団地では、
高齢化が進んでいる。認知症の人、独居の人がいる。

認知症を患う人を中心に、無料で利用できる
「ステーション」を団地の1階に設置。
医師に相談できたり、支援も受けられる。

「そこで話をすることで、物忘れしにくくなった気がする」
という78歳の女性、
「ここにくれば安心。世話にならなければ死んでいたかも。
施設に入って自由がなくなるのはつらい」
という87歳女性。

というような内容。

今は、昔のような地域住民のつながりや交流が少ないですよね。



孫や近所の子供を世話したりおせっかいを焼く
畑仕事や家業を死ぬまでする

なんていうのは、私の子供の頃からあまり見かけなかったように思います。

そういった状態の変化は、つまり
高齢者の、居場所 や 役割 が減ることにつながるのでしょうね。
それが孤独・孤立を招く。
(高齢者に限らず、孤立しやすい世の中かとは思いますが)


認知症になっても障がいがあっても住みなれた地域で
安心して暮らせるように、高齢者の溜まり場のような
場所が必要。

介護業界ではよく聞く説です。

団地は人は多いけれど、孤立しがち。なので繋がりが持てる
「ステーション」という溜まり場があるのは、いいですね。


先の新聞の記事によると、
認知症になっていても、きちんと診断されている人が
少ないとのこと。

調査で「認知症ですね」、となった方で医療機関で診断(原因疾患を含め)をされている人は3割のみ。
独居の方に限れば、2割だけ。

独居でもそうでなくても、きちんと病気の診断を受けて、
必要な支援を受けられる。
そんな状況では、ない。ということですね。

どんな病気も生活に支障がでれば大変です。



しかし認知症は特に大変と考える方も多いのではないでしょうか。
偏見があったり、周囲に理解されなかったり、本人の不安が大きくなってしまうことがそう感じさせるのだと思います。


「○○爺ちゃん。今日も、あんた、どこの子やー?いうとったわ。(笑)」「昨日は、この寒いのに、ブリーフいっちょ(一枚)で歩いてたで!上着着せたったわ!(笑)」

なんて光景。よくあったんではないでしょうか。(想像ですが。)

病気になったからと差別したり、隔離したりせず、
地域で、その人を、丸ごと、受け入れる。

家族、血縁がいなくなっても、互いに支え合って、
孤立せず生きていける。

一定、そんな緩やかでのんびりした地域の関係性が
当たり前だと、安心して最後まで暮らせるんでしょうね。


※おせっかいは嫌。一人は寂しくない。幸せに暮らせている!
という方は、亡くなったことが誰かに早めにわかるようにだけ
工夫しとくことをおすすめします。
放置されたご遺体の処理は大変だそうなので。


人は「独居」より「孤独」が怖い

について、お話ししました。
誰にも知られず、心配されず、不安の中生活する。
人知れずこの世を去るというのは、怖いもの。

一人暮らしでも、身近に親族がいなくても、
支えあって、心配しあえる仲間を作ることで
孤独から解放されたいものです。


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介護が必要な方も、それを支える方も、楽しく豊かな生活ができることを願って・・・。


うまく行かなくても、落ち込んだりご自身を責めたりはしないでくださいね。


日々充分頑張っておられますので、そんな必要はないとわたしは思います。
責めたって良いことはありません。


「頑張ってるわ私!」と、ぜひご自身を褒めてあげてください。


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