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5240 monoAI technology

2024/7/30情報

monoAI technology株式会社
株価:597円
時価総額:62億円
PER:-
PBR:5.6倍
ROE:-


会社概要

monoAI technology株式会社はメタバース企画・運営を主とし、XR事業も担っている。
直近はイベント系の売り上げが低調も、XR周辺サービスが好調。
通期予想は△56百万円と赤字幅縮小も、黒転はまだ先になる見込み。
Vtuberを起用したファンミーティングアプリの開発に注力。
自己資本比率は77%と比較的高め。
大日本印刷との資本業務提携契約を締結。

メタバース、XRって?

メタバースとは、インターネット上に作られた仮想空間であり、
ユーザーはその中でアバターを自由に操作して様々な活動を行うことができる。
わかりやすいところでいうと"どうぶつの森"や"フォートナイト"などが該当。
VRと混同されがちだが、VRは仮想空間をより立体的に体験するためのデバイスおよび技術であることに対し、メタバースはVRなどで入り込む仮想空間そのものを指している。
XRとは、クロスリアリティのことであり、
仮想現実:VR
拡張現実:AR
複合現実:MR
といった最先端技術の総称。

フォートナイトと連携!

総プレイヤー5億人以上のユーザー数を誇る人気オンラインゲーム「フォートナイト」に独自のメタバース空間を公開。
誰もが実際にプレイできる環境を提供した。
これは事業展開において大きな前進であり、多くのユーザーにモノアイのメタバースを公開できる機会となっている。

1プレイ数分でクリアできる初心者向けコンテンツ

仕手筋による売買

フォートナイトに展開した内容は初心者でも楽しめるものであり、これを機に一時株価はストップ高を連発した。
しかしその後はストップ安の連続。上昇前の水準に一瞬で戻ることとなった。
これは大日本印刷との資本業務提携を発表したときにも全く同じ動きをしており、仕手筋による相場操作が伺えた。
同社については材料に見合わない上昇・下落が時折見える銘柄であるため、
安価なところで買い、急上昇が見えたら警戒したほうが良い。
決して高値をつかまないよう注意したい。

メタバース市場規模の展望

メタバースの世界市場規模は総務省の発表によれば、今後大きく拡大すると予想されている。

令和4年版 情報通信白書より抜粋

2021年にはFacebookがメタバースを連想させるMetaに社名を変更しているところも踏まえ、今後急成長が期待できる事業といえる。

まとめ

長期的に見れば成長性が期待できる分野の事業であるため、投資対象としては有力候補と考えています。
ただし今は仕手筋による相場操作が短期で伺えるため、底値が見えていない状態で相場に飛び乗るのはご法度。
決算が黒転するタイミングで購入すればよいでしょう。
上昇する明確な理由がないうちは手を出さないほうが良い銘柄と考えられます。(ちなみに私は比較的安値で買えていますが、二回の急騰急落には感情的に振り回された身です・・・笑)
今後の成長性も加味して、決算は追っていきます。

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