もったいなくて、寝てなんていられない！

　いまの職場の上司は「皆んなもういい大人なんだし、各自の判断でテレワークでもよし」と言ってくれる。とはいえ「家ではサボってしまう」「やっぱり会社に行かないと気持ちが悪い」「行けばぜったいどこかで役に立てるはず」という感覚がさっぱり抜けない私。たまーにおそるおそる金曜日をテレワークにする程度で、この週末も土日だけの休日だ。4月冒頭の大イベントを控えて当面はとてもテレワークどころではない。

　休みの日はかえって早起きになる。

　トイレが近いので、いったん就寝しても一気通貫で朝まで寝られることはない。最低でも1回はのそのそ起き出すことになるわけだが、問題はその時刻だ。けさは4時だったので「あ、もう寝つけないだろうな」と覚悟して、結局そのまま4時半にはベッドを離れてしまった。

　これが平日なら「仕事に備えてもっと寝ておこう」とアラームを切ってまで二度寝を頑張ることになる。しかし、そこはせっかくの休日だ。「眠くなったら寝ちゃえばいいんだし、とにかく動き始めよう」という気分だった。

　疲れが溜まっている感覚なので無理をせずジョギングは閑却したが、瞑想、ストレッチなどの日課は前向きにやることができた。

　休日を気力と共にスタートできることには感謝感謝である。さあ、きょうとあすはレンガのように分厚い呉勝浩「Q」をたっぷり読もうではないか。
（24/2/3）