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ことしのGWの思い出

 還暦ともなると大型連休だからといって疲れる外出は滅多にしないし、新しいこともやらない。前半も後半も基本的に本を読む幸せにどっぷり浸っているだけだ。

 それでもあとになってことしのGWを思い出すなら、こんなことになるのだろうか。

 長男がきょう入籍をする。披露宴をやらずに両家の食事会だけだったので、きょうが結婚記念日になるのだろう。「おい、記念にきょうの新聞の朝刊を取っておいたらどうだ?」とアドバイスした。そういえば次男が生まれた日、駐在していたバンコクの読売新聞をキープしておいたもの。「北京でオリンピック開催決定」だったことを覚えているが、さて、どこへやったものか。「それ、意味ないじゃん」と長男にバカにされたが、捨ててはいないだろうからきっと家のどこかにあるだろう。

 先月のナイター観戦以来ストップしていたジョギングを久しぶりにやった。ちょっとヘバッてしまったが、頭がスッキリする爽快感を味わっている。

 読書の進捗がすごい。4月27日のGW入りからきのう(5月4日)までの間に11冊を読了した。飛び石の3日間はしっかり会社に出社しているにもかかわらず、だ。勢いに乗るとツルツル進むもので、「読書ハイ」「本に酔うグルーヴ感」がある。

 就職して“研修合宿”に出ている次男は、GW期間中は寮が閉まるために家に戻っている。学生の頃のようにように毎日ゴロゴロしているだけなので「ちゃんと戻ってくれるのかな」と心配になるが、「6日の夜には寮に戻る」と前向きなことを言っているで、まずは大丈夫か。

 おじさんの毎日は十年一日のように代わり映えもしないが、若い世代の時計はしっかり動いているのだ。
(24/5/5)

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