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数値化できる“やりがい”

 血糖値が高いので、服薬だけでなく、甘いものを断つことと有酸素運動をこころがけている。

 朝のジョギングはとにかく無理をせず、疲れている日はすっぱりと閑却する。平均すると月に15〜16回程度、距離もわずかにウォーキング1kとジョギング1kだけである。出勤時の3K30分ウォーキングも、荷物が大きかったり雨だったりすれば躊躇なく断念する。

 「無理をしない」という原則を堅持しながら、スマホが計測する毎日の歩数はどうしても気になってしまう。

 ジョギングとウォーキング出社をダブルでやった日は1万2000歩にも達するので、「きょうはしっかり伸びたなあ」とガツンとした手ごたえを感じる。

 スマホは毎日の歩数だけでなく、週ごと、月ごと、年ごとの平均歩数も表示する。先月は1日の平均が8442歩だったのに、今月は7729歩。「家族旅行ではジョギングができなかったし、週末やテレワークではやっぱり歩かないしなあ。あ、月初にはちょっとめまいがあってサボった日々もあったのか」などと分析、月末になって焦りを感じたりする。

当たり前のことながら、血糖値の指標ヘモグロビンA1cも数字で出てくる。首尾よく低下すれば“努力”がホメられた気分になる。ま、“おとなの通信簿”だ。
 
 数値化されることでモチベーションが維持できる。きっとビジネス本の世界では当たり前のことなんだろうな。
(22/8/30)

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