夫のことが好きすぎて、もはや夫になりたい

「マツコの知らない世界」というテレビ番組が好きだった。

わが家にもうテレビはないけど、手放す前にはよく観ていた。

文房具や豪華客船のクルーズ、インスタントカレーや食虫植物などなど…
「そんなものまで！？」と驚く分野を、好きで好きでたまらない専門家が出てくる。

これからの時代は、そんな「偏愛」を語ることでその人の個性が際立つ…的な話をよく見聞きするようになった。

「私が好きで好きでたまらなくて、いくらでも語れることってなんだろう？」

昨日、寝付く前に考えた。そして気付いた。

「夫のことだ。私は夫のことが好きすぎる。」

マツコの知らない世界も出られるし、アメトークの「夫大好き芸人」とかあったら絶対出られる。(そうなると芸人になることから始めないといけない)

私たち夫婦は仲が良いらしい

女友達と話していると、自然と夫婦関係の話になったりする。

過去に言われてきたのが、

・夫の挑戦も成功も一緒に喜べるのってすごい・そんなに色んなことを話してるの？・仲の良さが異常

昨日も友人とたまたまランチをしていた時に、フリーランスである夫のコンサルティング案件を受注したという連絡があった。

「聞いて聞いて！夫がお仕事受注したのー！」と言ったら、「そんな風に一緒に喜べるってすごいね」と言われた。

もしかしたら私は、他の人よりも「夫にハマってる」のかもしれない。

※ちなみに、夫はイケメンではないです。

私は「モテキ」の森山未來が好きなんだけど、1/3くらいに劣化させた感じ。
(もはや誰に対して失礼なのかもわからない)

夫への憧れ

夫は、私に無いものをたくさん持っている。

例えば私は何かの手続きだとかお金の管理だとか、いわゆる「主婦っぽい」ことがすごく苦手。

だけど夫は、抜け漏れなく遅滞なく淡々とこなしていく。

だからわが家の家計は夫が担っているし、ついに子どもの予防接種スケジュール(と病院の予約&受診)まで夫が担うことになった。

そして今、夫はフリーランスとして家事育児を多目に担いつつも、エンジニアとしてコンサルティング業務を2社請け負うことになった。

2018年4月に独立後、1年経たずして会社員の私の年収に追いつきつつある。

それってすごいことじゃない？

夫は私と違って、コツコツ努力することができるという才能も持っていると思う。

側で見ていて、心底憧れてしまう。

もはや夫になりたい

フリーランスのエンジニアとして働く夫を見ていると、なんだかとてもイキイキしていて、「なるべくしてなったんだな」と感じることがある。

元々は私と同じような大企業に勤めていた夫は、ベンチャーへ転職し、今となってはフリーランスのエンジニア。

「大企業にいるままでは、自分に実力がつかない。エンジニアリングにさまざまな要素を掛け算して、自分は唯一無二の存在を目指す」

そんなことを考えながら、フリーランスのエンジニアとなって、自由な働き方を手に入れた。

エンジニアリングの話を夫から聞いていると、何だか楽しそうだし食いっぱぐれないし、私もやってみたくなった。

「私もエンジニアになろうかな。」

って夫に言ったら、

「はるちゃんはすぐ俺の真似をしようとする。はるちゃんの好きなことをした方がいいよ。」と諭された。

もはや私は夫が好きすぎて、どうにかして夫になりたい、と思っているみたい。

思えば私は、夫が片付けが得意だから私も苦手な片付けを克服したいと思ったし、お洋服の好みもフェミニン→シンプル(ノームコア寄り)に変わったし、どんどん夫寄りになってる気がする。

「♫あーなただーけっみつーめーてるー！」って歌があったけど、私ってもしかしてあんな感じなのか…？
自分、怖っ！！
(かろうじて周りに友達はまだいるので大丈夫だと信じたい)

私が私でいられる唯一無二の存在

昨日のnoteでも書いたけど、私は欠陥だらけ。

好きで得意で続けられることって、こうして文章を書くことくらい。
(誰かと比べて、じゃなくて、自分の中で、ね。)

他にも色々コンプレックスがあったり、親との関係も色々あったりしたんだけど、夫は全部まるっと受け容れてくれる。

「はるちゃんは、はるちゃんのままでいいんだよ」と。

だから夫の前では、やりたくないことはやりたくないって言えるし、どうしてもやりたいことは我慢しないでやらせてもらえる。

子どもが2人いても、これだけ自由にやらせてもらえるのは本当にありがたいことだって思う。

とはいえ、ここまで順風満帆だったわけではなくて、喧嘩も話し合いもたくさんした。ここ1〜2年でやっと、信頼関係がグッと深まった気がする。

私も夫のことは誰よりも理解しているし、常にお互いの自己開示は欠かさず、情報の非対称性(相手は知らなくて、自分は知っていること)を減らすようにしている。

つい何日か前の夜も、布団の中で家族の将来について話して、気付いたら2時間くらい経ってた。

そういう積み重ねを通して、結婚する前よりも今の方がもっと、夫のことを大好きになった。

夫と出会えて結婚できて、本当に良かった。

夫と一緒に居られる時間は、人生80年とすると残り何十年？って考えると短すぎるけど、それより前には終わらないように、健康に気をつけて長生きしないとな〜なんて思ったりしている。

▷ ▷ ▷Twitterではそんなに惚気話は多くないです笑　毎日気ままにつぶやいてます！