あとがき

 この度は、どこの馬の骨だかわからない茶漬け狂の作品をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。茶漬けエッセイシリーズ5作目。読んでくださる皆様と、美味しいお茶漬けを開発・販売してくださる企業の方々、そして茶漬けを一途に愛し続けている私のおかげです。えっへん。

 前作の『あとがき』に「外出自粛期間で自炊が増えた結果、茶漬けの素を使ったアレンジ料理を作るようになった」と書き記していましたが、まさかそのレシピで1冊出せるまでになるとは。やはり人生、すべては悪いようにいかないシステムに仕上がっているようです。

 今回、『レシピ×茶漬けエッセイ集』を製作するにあたって、かなりデザインに凝ってもらいました。
 一見レシピ本にしか見えない最高のパスタと見切れる茶漬け、ウラ表紙には遊び心溢れる注意書き……。我が著作ながら最高の出来なのではないでしょうか? 毎回ニューレコードを叩き出してくれるデザイナー・石田ダダには頭が上がりません。
 あとがきですから、裏話をひとつ。表紙上部にぼんやり見える紺のストライプ布、実は私物のスカートなんです。ランチョンマットなどない我が家を必死に探し回って見つけたオシャレ布であるスカートを使おうと発案したのもダダです。まじで頭が上がりません、むしろ頭が地面にめり込みそうです、
 また、表紙の左端にポロポロと映っている丸いものは、私が第1・3・5章で書いた海外旅行先で換金しきれなかったコインです。思い出の品兼オブジェと内容を図らずもリンクさせることができるなんて……もちづきもちこ……恐ろしい子……!(ただの偶然です)

 さて、永谷園さまのご当地茶漬けについて書かせていただいた前作ですが、僭越ながら永谷園さまの広報担当の方に送らせていただきました。一方的なラブコールだと思いつつお送りしたのですが、今年2月にツイッターのDMにて感想が届きまして。スクショにすると約4枚分の超長文! 作品の感想から、普段投稿しているツイートやエッセイへのコメント、さらには1月に迎えていた誕生日のお祝いメッセージまでいただき、供給過多により泣きました。どうも、永谷園さまに祝われた女です。
 近況はというと、そんな感じでハッピーです。推しに認知されているってことですもんね? もう怖いものなしですよ。25歳はいつにも増して強気に生きていきたいと思います。早く売れてえんだ、私は(2作連続2回目)。
 
 最後になりましたが、この作品を作る上で装丁・デザイン・校正校閲などなど手伝ってくれた優秀なサポートメンバー、SNSでの告知に協力してくださった方々、そしてお買い上げいただいた読者の皆様に、最大の感謝と愛を。

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