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自分探しの旅in タイ第1話 (なぜ、こんなにも人の不安が尽きないのか。)

自分探しの旅in ベトナムを終えて、そのまま次の国へ向かった。

ベトナムのダナン国際空港から飛行機で、タイのドンムアン空港へ行き、タイのバンコクでの自分探しの旅が始まる。
この時が、初めてのタイ入国になる。とりあえず、空港から多くの旅人やバックパッカーが行くとされるメッカ、カオサンロードへ向かった。

今回の旅では、”今までの見方を変えて、考え方や価値観を変えたい”という思いがあり、それはタイならできるのではないかと思った。なぜなら、タイは多種多様な文化や考えを持っており、そこに行く事で自分も何か変われるのではないかと考えた。

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カオサンロードに着くと、まずはホテルにチェックインを済ませる。ホテルは、カオサンロード内にあった一番安いホテルで、一泊500円ほどだった。一部屋に6個の二段ベットがあり、12人が寝れるようになっており、部屋にはベットしかない。

チェックインを済まして、街を歩きに出かけた。いつも、自分探しの旅をする時は、毎日その街を歩く様にしている。その街を歩く事で、その街の環境や人が分かる。その街の人の行動や街の雰囲気を感じたり、人と話してみたりする。

日本とは全く違うものを日々感じる事ができ、それがワクワクする。

タイでは、カオサンロードの近くで屋台で、良くわからない何かの腸の炭火焼を食べ、その店員さんと「なぜ、これを売っているの?いつもここで販売しているの?」などと話しをする。

その店員さんは、「カオサンロードが一番売れるから、自分にできる事がここで、この炭火焼を売ること」だと答えていた。そして、「お金が溜まったら自分のお店を出して、家族で店をやるんだ」と行っていた。

日本でも、色々な人に「何をやりたいの?夢は何?」などを聞いていたが、なかなか納得した答えが聞けなかった。何か硬い決意というか意志が感じられなかった。しかし、タイの店員さんに聞いた時には、硬い決意や意志をしっかりと感じた。この人は、本当にこれがやりたいのだと実感する事ができた。

私も、自分探しの旅でそういった硬い決意や意志を持って、本当にやりたいと思える事を見つけたいと思っている。

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2時間ほど、バンコクの街を歩き、今日の夕飯の場所を決める。今日は、せっかくタイに来たのだからタイ料理を食べたいと思い、近くにいた旅人っぽい外国人におすすめの店を聞いた。

教えてもらった、お店に行き、パイナップルチャーハンとスイカジュースをいただいた。

今まで食べた事ない物を食べたり、始めて会う人と話したり、色々な事を感じる事ができるが、果たして自分が成長できているのかがわからない。

本当にただこのまま旅をしているだけで良いのか。新しいものを見て、色々な人と話してみる事で良いのか。何か自分が成長している実感がしたいが、どうすれば良いのかわからない。

成長できているのかどうかがとても不安になっていた。時間やお金を使っているのに、何も変わらない、成長できていなかったら、今までの旅がやってきた事が後悔になる。

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だから、どうにかして自分の成長している成果、感覚が欲しかった。

それは、今のところ人とコミュニケーションを取ったり、自分が迷っていた質問に答えられる様になる事で実感する事ができる。
そんな事を考えながら、眠りに着くのがバンコクの1日目だった。

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