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分野の追求、そして『働き方創造カンパニー』としての確立

■働き方創造カンパニーへ

ここ数年で新たに展開している「未経験」「副業」「社員のシェアリング」

この3つの領域に力を注ぐ上で目指すものは、各領域において新しい働き方を確立させることで、 ハイブリッド型の「働き方創造カンパニー」になり、社会課題を解決することです。

自由に仕事を選んだり働くことができなかった人たちが、その枠を超えて自由に選択することができるようになる。

そうすることで、労働力は2倍にも3倍にも膨れ上がり、世の中の人材不足で困っている企業に人を送り出せるようになる。

世の中にすごく大きな価値を提供できる仕組みだと思います。
それを構築できた企業は日本に存在していないため、ホールハートが仕組みをつくり、日本の働き方を変えていく存在になりたいと強く思います。

■これからの未経験領域

例えば、これから伸びていくであろう「はじめてのエンジニア」を含めた未経験領域。

まだ語れるほどの実績ではありませんが、ある意味「働き方創造カンパニー」としての存在価値を、企業と働く人に対して少しずつ提供出来はじめていると実感しています。

「はじめてのエンジニア」は、学歴に関係なく、今まで選択肢になかった職種や働き方を選ぶことができ、世の中で活躍するための可能性を多いに秘めています。

これは、冒頭で述べた何かしらの理由で制約がかかっていた層に対して、新しい選択肢を提供できている素晴らしい事例だと思います。
今は、教育制度がある会社でしか採用は決まっていませんが、ゆくゆくは教育制度のアウトソーシングまでやっていきたいと考えています。

そうすることで、教育制度を設けていない企業に対しても未経験者採用を提案していけるようになり、さらに市場が広がっていきます。

ただ、教育とは言え、一方的に教えるというイメージではなく、企業文化に則した教育プログラムを各企業と一緒に開発し、未経験社員に受講してもらう。

3ヶ月で戦力化していけるようなことが実現出来たらいいな、というのが直近の思いです。

■これからの副業領域

そして未経験領域よりも前から始めている副業領域。
興味深い話があります。

社員を1,000人雇用している企業に対して「今の仕事を800人で出来ますか?」と聞くと、ほとんどの経営者は「YES」と答えます。

ただ、今までの流れの中で、1,000人雇用していて利益が出ているため、現状を変えようとはしない。

一方で、実際に200人いなくても仕事が回るのであれば、その200人分の給与分はコストカットすることで、残りの800人に振り分けると2割分ぐらい給与がベースアップできます。

社員は嬉しいし、より頑張って働く可能性が高まります。

例えば、5年後には『新卒で2社へ入社する』ということが起こるかもしれません。

週2日は大手メーカーで働き、週3日はITベンチャーで働く、そうした働き方が選べるようになると、自由な仕事選びが実現できます。

1つの企業で、会社の言うことを聞きながら仕事に向き合うのも1つの方法ではありますが、自分で働き方を考えて人生設計をしていく、そうした考えをもった人が今以上に増えてくるようになると思います。

そうした社会を実現する上では「社員のシェアリング」や「副業」事業が必要不可欠なサービスとなり、性差に関係なく、自分らしい働き方で人生を歩めるような時代を作っていきたいと考えています。

■上場という選択

考えていることを全て実現していくには、膨大な資金力が必要です。
さらに、考えを世の中に発信していくために、上場をするという手段は重要だと感じたので、ホールハートとしては上場という道を選ぶことにしました。

とはいえ、上場が目的ではありません。
今後市場拡大を見据えて「副業分野」と、既に伸びを示している「未経験領域」において、新しい働き方を追求していける会社を作ることが出来たら、自然と上場が実現出来るのではないかと思います。

主戦場で働く正社員を「未経験」という分野で増やしつつ、「副業」という分野で新しい働き方を追求していく。

そんな新しいハイブリッド型の働き方を作り上げる創造カンパニー。

今掲げている理念・ミッションに基づいたビジネスを常に全うすることで、そんな未来を会社として実現していきたいです。