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[解説付]back numberの名曲ランキング20[邦楽史]

 back numberは2004年から群馬県で活動を開始し、数多くの大ヒット曲を放ってきた日本を代表するバンドの一つで、2011年にメジャーデュー、2ndシングル「花束」が大ヒットを記録したことで人気が高まりそれ以降、現在までトップレベルのヒットメーカーであり続けている。
 現時点で10のアルバムと31のシングル、11の参加作品を持っており、構成はギター・ボーカルで、数多くの名曲を作り出した作曲家・作詞家である清水依与吏(Iyori Shimizu)、ベース・コーラスの小島和也(Kazuya Kojima)、ドラムの栗原寿(Hisashi Kurihara)のスリーピースとなっている。


1位 クリスマスソング (2015年11月) 450ポイント


 月9ドラマ『5→9〜私に恋したお坊さん〜』の主題歌で、オリコンで通算3週首位を獲得、2015年と16年、そして2019年から去年(2023年)までの合計7年もの間、年間トップ100に入り続ける記録的なロングヒットとなっており、ダウンロードでは少なくとも100万以上を売り上げ、ストリーミングでは少なくとも2億回以上再生された。
 さらに、YouTubeでもback numberのチャンネルのMVが1億回、Universal music japanのチャンネルのMVが1.1億回、粉ミルクのカバーが5000万回、high_note Musicのカバーが1500万回、kobasoloのカバーが2400万回、合計約3億回再生されており、曲自体はクリスマスを題材とした切ないラブソングである。

購入:100万以上 再生:5億以上

2位 高嶺の花子さん (2013年6月) 430ポイント


 タイアップが無い楽曲にも関わらず大ヒットを記録した楽曲で、ビルボードジャパンのチャートでは最高週間4位であったにも関わらず247週に亘って登場、2017年から去年(2023年)まで年間トップ100チャートに入り続ける歴史的ロングヒットとなっていて、ダウンロードでは75万以上を売り上げた。
 ストリーミングでは3億回再生を突破、YouTubeではMVが1.1億回以上、high_note Musicのカバーが2000万回、Goose houseのカバーが2800万回、天月のカバーが900万回、kobasoloのカバーが1500万回ほど再生され、合計約2億回再生となっている。

購入:75万以上 再生:5億以上

3位 水平線 (2020年8月) 410ポイント


 新型感染症によってインターハイが中止になった高校生達に向けて書かれた楽曲で、YouTubeにて公開され大きな人気となり、その一年後に予定していなかった配信が開始したという珍しい楽曲で、配信後にはビルボードジャパンで最高2位を記録、2021年と22年の2年間に亘って年間チャートの上位に入るなど大ヒットとなった。
 ダウンロードでは25万以上購入され、ストリーミングでは3億回を突破、YouTubeでは2.2億回再生を突破し、数多くのカバーが数百万回、ものによって一千万回以上再生されているため、合計では2.5億回再生を突破している。

購入:25万以上 再生:5.5億回以上

4位 ハッピーエンド (2016年11月) 350ポイント


 映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の主題歌でビルボードジャパンでは最高4位を獲得し、104週に亘ってチャートインするロングヒットを記録、2017年には総合とダウンロード、18年にはダウンロードのみ、19年・20年・23年には総合とストリーミングの年間チャートでランクインしている。
 ダウンロードでは少なくとも50万以上が購入され、ストリーミングが2億回を突破、YouTubeではback numberのMVが9900万回、Universal Music JapanのMVが5800万回、粉ミルクのカバーが2900万回、その他のカバーも数百万単位で見られ、合計では1.8億回再生ほどとなっている。

購入:50万以上 再生:3.8億回以上

5位 花束 (2011年6月) 280ポイント


 TBSの音楽番組『COUNT DOWN TV』のエンディングテーマとして用いられていた楽曲で、ビルボードジャパンでは最高3位だったが44週に亘ってチャートインするロングヒットとなり、2011年、17年、19年、20年、23年の現在合計5年も年間チャートにランクインしている。
 少なくともダウンロードが75万以上購入され、ストリーミングでは2億回再生を突破、YouTubeではback numberのMVが3300万回、Universal Music JapanのMVが3000万回、粉ミルクのカバーが2000万回、その他のカバーも数百万単位で再生され、合計では約9000万回再生ほどとなっている。

購入:75万以上 再生:2.9億回以上

6位 瞬き (2017年12年) 210ポイント


 映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の主題歌として制作された楽曲で、ビルボードジャパンにて2週連続2位、ダウンロードのみでは2週連続首位を獲得し、2019年と20年にもダウンロードの年間チャートにランクインするなど大ヒットとなった。
 ダウンロードでは50万以上を売り上げ、ストリーミングは1億回再生を突破、YouTubeではback numberのMVが3500万回、Universal music JapanのMVが4800万回、その他多くのカバーも数百万回再生され、合計では約1.3億回ほど再生されている。

購入:50万以上 再生:2.3億回以上

7位 HAPPY BIRTHDAY (2019年2月) 190ポイント


 火曜ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の主題歌として制作された楽曲で、ビルボードジャパンで2週連続2位を記録、47週に亘ってチャートインするロングヒットとなり、2020年と23年にはダウンロードの年間チャートにランクインした。
 ダウンロードでは50万以上、ストリーミングも1億回再生を突破し、YouTubeではback numberのMVが5100万回、Universal Music JapanのMVが3700万回、春茶のカバーが1900万回、その他数多くのカバーが多く再生され、合計で1億回再生を突破している。

購入:50万以上 再生:2億回以上

8位 ヒロイン (2015年1月) 190ポイント


 JR東日本のJR SKISKIやキリンのグリーンラベルのCMソングとして用いられたラブソングでビルボードジャパンで最高週間2位を記録し68週に亘ってチャートインするロングヒットとっていて、2017年にはダウンロード、2019年と20年にはストリーミングの年間チャートにランクインした。
 ダウンロードでは50万以上を売り上げ、ストリーミング回数も1億回を突破、YouTubeではback numberのチャンネルのMVが4100万回、Universal Music JapanのMVが2400万回、kobasoloのカバーが2100万回、Uruのカバーが700万回、high_note Musicのカバーが500万回などで、合計では約9000万回再生程度となっている。

購入:50万以上 再生:2億以上

9位 怪盗 (2021年5月) 185ポイント


 水曜ドラマ『恋はDeepに』の主題歌として制作された楽曲で、ドラマの台本を読んだ上で書かれており、ビルボードのダウンロードチャートで首位、ストリーミングチャートで2位、総合チャートで3位を獲得、ダウンロードは10万以上、ストリーミングは2億回以上、YouTubeはMVが3800万回、カバーなどを合わせると5000万回近く再生されている。

購入:10万以上 再生:2.5億以上

10位 オールドファッション (2018年12月) 160ポイント


 金ドラ『大恋愛〜僕を忘れる君と』の主題歌として制作された楽曲で、ビルボードジャパンで首位を獲得し、ダウンロードのみのチャートでは三週間も首位を維持、ダウンロードでは50万以上、ストリーミングでは1億回を突破し、YouTubeではback numberのチャンネルのMVが3000万回、Universal Music JapanのMVが2400万回、カバーなども合計すると6000万回ほど再生されている。

購入:50万以上 再生:1.6億回以上

11位 アイラブユー (2022年10月) 160ポイント


 朝ドラ『舞い上がれ!』の主題歌として作成されたラブソングで、ビルボードジャパンの総合チャートでは5位、ダウンロードチャートでは2位、ストリーミングチャートでは13位の順位となったが現在はダウンロードが10万以上、ストリーミングが2億回以上、YouTubeではMVが3500万回再生されているなど大ヒット曲となっている。

購入:10万以上 再生:2.3億以上

12位 恋 (2012年3月) 115ポイント


 テレビ朝日の音楽番組「musicる TV」のエンディングテーマ、テレ東の音楽番組「JAPAN COUNTDOWN」のオープニングテーマとしても使用された楽曲で、当時はビルボードジャパン最高12位と大きなヒットにならなかった。
 しかし、現在ではダウンロード10万以上の他、ストリーミングで1億回を突破しており、YouTubeではMVが2000万回、Universal MusicのショートMVが1200万回、粉ミルクのカバーが1600万回ほど再生され、合計すると約5000万回再生となっているなど大人気となっている。

購入:10万以上 再生:1.5億回以上

13位 青い春 (2012年11月) 90ポイント


 土ドラ『高校入試』の主題歌として制作された楽曲で、ビルボードジャパンで最高週間4位を記録、ダウンロードで25万以上、ストリーミングでは5000万回再生を突破し、YouTubeでもMVが4300万回ほど再生されるなど人気がある楽曲で、曲自体はタイトル通り青春時代の葛藤を描いたものである。

購入:25万以上 再生:9000万回

14位 幸せ (2011年4月) 90ポイント


 back numberの1stシングル「はなびら」に収録された楽曲の一つでありながらダウンロードは10万以上、ストリーミングも5000万回を突破し、YouTubeでもMVが公開されていないにも関わらず粉ミルクのカバーが2600万回、kobasoloのカバーが2200万回、Uru のカバーが600万回再生されるなど人気が高く、合計では7000万回近い再生数となっている。

購入:10万以上 再生:1.2億以上

15位 大不正解 (2018年8月) 85ポイント


 世界的に著名なコメディ漫画「銀魂」の実写映画化作品『銀魂2 掟は破るためにこそある』の主題歌として制作された楽曲で、オリコンで週間3位、ビルボードジャパンで週間2位を獲得し、20週に亘ってチャートイン、2018年と19年の2年間、年間チャートに入った。
 ダウンロードは25万以上を売り上げ、ストリーミングは5000万回再生を突破、YouTubeではback numberのチャンネルで1300万回、Universal Musicのチャンネルで1700万回、合計3000万回ほど再生されている。

購入:25万以上 再生:8000万回以上

16位 わたがし (2012年7月) 85ポイント


 TBSの音楽番組「COUNT DOWN TV」のオープニングテーマとして用いられた楽曲で、ビルボードで週間3位を記録、ダウンロードで10万以上、ストリーミングは2023年末に1億再生を突破、YouTubeではMVが1900万回ほど再生されており、曲自体は悲しい雰囲気のラブソングである。

購入:10万以上 再生:1.2億回以上

17位 エメラルド (2020年10月) 85ポイント


 東野圭吾原作の日曜劇場『危険なビーナス』の主題歌として制作された楽曲で、ビルボードジャパンで最高週間7位を記録、ダウンロードは10万以上を売り上げ、ストリーミングは1億回再生を突破しており、YouTubeでは1600万回ほど再生されている。

購入:10万以上 再生:1.2億回以上

18位 ベルベットの詩 (2022年8月) 75ポイント


 経済小説を原作とするドラマの映画化版『アキラとあきら』の主題歌として制作された楽曲で、ビルボードジャパンで最高週間13位と大きなヒットとは言えなかったが、現在ではストリーミング回数が1億回を突破し、YouTubeではMVが1300万回ほど再生されている。

再生:1.1億以上

19位 黄色 (2021年9月) 75ポイント


 恋愛リアリティ番組『オオカミくんには騙されない』の主題歌として用いられた楽曲で、ビルボードジャパンで最高週間2位を記録、現在ではストリーミング再生数は1億回を突破、YouTubeではMVが2400万回以上再生されており、曲自体はラブソングの部類である。

再生:1.2億回以上

20位 繋いだ手から (2014年3月) 75ポイント


 JTBプレミアムのCMソングでビルボードジャパンで6位を獲得、ダウンロードは10万以上、ストリーミングは5000万回を突破し、YouTubeではフルが900万回、Universal Musicのものが1900万回などとなっており、カバーなども合計すると4000万回近く再生されている。

購入:10万以上 再生:9000万回以上

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