[解説付]Adoの名曲ランキング17[邦楽史]
AdoはボカロPやイスラストレーターを抱える事務所クラウドナイン所属の女性ソロ歌手で、2017年にボーカロイド楽曲などを顔を見せずにカバーする"歌い手"としての活動を開始、2020年に有名ボカロPのjon-YAKITORYの楽曲への参加でボーカリストとしてデビュー、同年には以前からカバーを行なっていたボカロPのsyudouによって提供された「うっせぇわ」でメジャーデビューを達成し、爆発的ヒットを記録、それ以降、One Pieceの映画の楽曲の歌唱を行うなどし、大ヒットを連発している。
1位 うっせぇわ / syudou (2020年10月) 510ポイント
Adoのメジャーデビュー作で曲自体は社会への鬱憤を謳ったものであ理、「ビターチョコデコレーション」や「キュートな彼女」をヒットさせたボカロPであるsyudouが作詞作曲をおこなっており、発売当初はそこまで注目されていなかったが数ヶ月経った頃にビルボードジャパンとオリコンで首位を獲得するなどしヒットした。
ダウンロードでは36万を売り上げ、ストリーミング回数は3億回を突破、ニコニコでは700万回、合計では1000万回ほど再生されており、YouTubeではMVが3.2億回、ピアノバージョンが1200万回、GigaPのリミックスが1300万回、Rao500、カゲチヨ、syudouのセルフカバー400など、多数のミリオンカバー動画が存在するとなっている。
また数に含まれないがアンダーバーのフリーダムシリーズのものが3900万回、野原ひろしの替え歌が1200万回なども大きな数となっている。
購入:36万 再生:7億回以上
2位 踊 / DECO*27&Giga (2021年4月) 495ポイント
ボカロ音楽の頂点に立っているDECO*27が作詞、劣等上等などを大ヒットさせたボカロPであるGigaと国外で最も再生された日本人ミュージシャンの一人であるDJのTeddy Loidが作曲を務めた楽曲で、オリコンで2位、ビルボードジャパンで4位を記録、ダウンロードは16万を売り上げ、ストリーミングは3億回再生を突破している。
YouTubeではMVが2億回、ライブが2000万回、あらなるめいのカバーが1600万回、静止画MAD700、ボイストレーナー、Gigaバージョン、JO1カバー500、盆踊りミックスが400、その他多数の百万個えのカバーがあり、ニコニコでは600万回ほど再生されていて、曲自体はリズムや展開が複雑であり、また、ビート・ベース、歌の区切りでの音程の上下などK-POPの様式を多く取り入れた曲調で、いじめに争う様子を言葉遊びを用いて書いたものとなっている。
購入:16万 再生:6億回以上
3位 唱 / トップハムハット狂&Giga (2023年9月) 360ポイント
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ, ユニバ)のハロウィンイベントとのコラボ楽曲で、著名なラッパーであるトップハムハット狂が作詞、爆発的ヒットを記録した「踊」を担当したGigaとTeddy Loidのコンビが作曲を担当、ビルボードジャパンで4週連続首位、オリコンデジタルでも首位を獲得した。
ストリーミング回数は3億回を突破し、ダウンロードでは10万以上を売り上げ、YouTubeでは1.5億回、ライブ映像が2200万回、踊ってみた、USJの映像、虹色侍400万回、その他多数の百万回声のカバーがあり、曲自体はダンスを目的としていることからハードなハウスやトラップ的なもので、インド音楽が取り入れられている。
購入:10万以上 再生:5億回以上
4位 新時代 / 中田ヤスタカ (2022年6月) 340ポイント
Adoがキャラクター(*ウタ)の歌唱を務めた映画「ONE PIECE FILM RED」の楽曲で、作詞作曲をPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅなどを大ヒットさせた電子音楽の巨匠中田ヤスタカが行い、オリコンとビルボードジャパンで首位を獲得、2022年と23年の2年間の年間ランキングに7位と6位でランクインする人気の持続性を見せている。
ダウンロードは30万以上を売り上げ、ストリーミング回数は3億回を突破、YouTubeではMVが1.6億回、ライブ映像が1200万回と1500万回、鈴木愛理のカバーが1000万回などとなっており、曲自体は映画の劇中歌でありその思想を体現している。
購入:30万 再生:5.2億回以上
5位 私は最強 / 大森元貴 (2022年6月) 320ポイント
Adoがキャラクター(*ウタ)の歌唱を務めた映画「ONE PIECE FILM RED」の楽曲で、近年のJ-POPの頂点に立っているバンドの一つ Mrs. Green Appleの作詞作曲者 大森元貴が制作を担当、ビルボードジャパンとオリコンデジタルで最高2位を記録、ストリーミング回数は2億回を突破、大森元貴のセルフカバーが1億回を突破し、ダウンロードは10万以上を売り上げ、YoutubeではMVが8800万回、大森氏のバージョンが3000万回、大森氏のライブ映像が3100万回、その他多くのカバーがある。
購入:10万以上 再生:4.6億回以上
6位 ギラギラ / てにをは (2021年2月) 290ポイント
大ヒットボカロ曲「ヴィラン」で有名なボカロPてにをはが作詞作曲をおこなった楽曲で、オリコンデジタルで6位、ビルボードジャパンで12位が最高であったが、ダウンロードは13万を売り上げ、ストリーミング回数は2億回を突破、YouTubeではMVが1.6億回、町田ちま400、常闇トワ、3時のヒロイン300、その他多数の百万個えのカバーが存在し、曲自体はコンプレックスを克服して生きていこうとする少女の様子を描いたものである。
購入:13万 再生:4億回以上
7位 逆光 / Vaundy (2022年7月) 220ポイント
Adoがキャラクター(*ウタ)の歌唱を務めた映画「ONE PIECE FILM RED」の楽曲で、ヨアソビやAdoと並んで2020年代最も売れたアーティストの一人であるシンガーソングライターVaundyが作詞作曲を担当しており、ビルボードジャパンで最高2位を記録、ストリーミング回数は2億回を突破し、YouTubeではMVが1.2億回、Vaundyのセルフカバーが300万回などとなっている。
再生:3.2億回
8位 阿修羅ちゃん / Neru (2021年10月) 210ポイント
木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の主題歌として制作された楽曲で、「ロストワンの号哭」「脱法ロック」をヒットさせたボカロPのNeruが作詞作曲を担当しており、ビルボードジャパンで5位を記録、ストリーミング回数は2億回を突破し、YouTubeではMVが9000万回以上再生されており、曲自体は現在の社会への反骨精神を持ったものであり、サビは非常にユニークな表現を持ってきている。
再生:3億回以上
9位 ウタカタララバイ / FAKE TYPE. (2022年8月) 140ポイント
Adoがキャラクター(*ウタ)の歌唱を務めた映画「ONE PIECE FILM RED」の楽曲で、著名なラッパーであるトップハムハット狂とDYES IWASAKIのユニットFAKE TYPE.が作詞作曲を担当しており、ビルボードジャパンで最高4位を記録、ストリーミング回数は1億回を突破し、YouTubeではMVが9500万回、Fake Typeのバージョンが600万回などとなっている。
再生:2億回以上
10位 Tot Musica / 澤野弘之 (2022年8月) 140ポイント
Adoがキャラクター(*ウタ)の歌唱を務めた映画「ONE PIECE FILM RED」の戦闘シーンでの楽曲で、「進撃の巨人」のBGMの作曲者として非常に著名な澤野弘之が作曲、多くのアニソンを手掛けるcAnONが作詞を担当しており、ストリーミング回数は1億再生を突破、YoutubeではMVが8800万回などとなっており、他よりもシャウト的でダイナミックな曲調となっている。
再生:2億回以上
11位 レディメイド / すりぃ (2020年12月) 140ポイント
うっせぇわに続くAdoの2ndシングルで「テレキャスタービーボーイ」「エゴロック」「ラヴィ」をヒットさせたボカロPであるすりぃが作詞作曲を担当しており、ストリーミング回数は1億回再生を突破、YouTubeではMVが9500万回ほど再生されており、曲自体は決められた社会でのレディメイド化への反抗を歌っている。
再生:2億回以上
12位 風のゆくえ / 秦基博 (2022年8月) 85ポイント
Adoがキャラクター(*ウタ)の歌唱を務めた映画「ONE PIECE FILM RED」の楽曲で、「鱗」や「ひまわりの約束」をヒットさせた秦基博が作詞作曲を担当、チャートインはしていないがストリーミング回数が1億回再生を突破、YouTubeではMVが3000万回程度再生されている。
再生:1.3億回以上
その他
13位 心という名の不可解 / まふまふ (2022) 60ポイント
月10ドラマ「ドクターホワイト」の主題歌
再生:8000万回以上
14位 夜のピエロ / biz (2021) 60ポイント
再生:8000万回以上
15位 クラクラ / meiyo (2023) 60ポイント
「SPY FAMILY」の楽曲
再生:8000万回以上
16位 世界のつづき / 折坂悠太 (2022) 58ポイント
「ONE PIECE FILM RED」の楽曲
再生:7500万回以上
17位 向日葵 / みゆはん (2023年) 55ポイント
再生:7000万回以上
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