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【さっき見たヘンなユメ】いつも見る夢

を飛んでいる。

どこぞのスーパーヒーローのように自由に飛び回れるわけではなく、両手をバタバタと必死に振り続けて、地上1メートルほどの高さを数十秒間浮いているのが精一杯というあんばい。飛行というより、ホバリングと言うべきだろうか。

なぜか三人称視点で映される自分自身の浮遊する姿は、目が覚めてしまいそうなほど滑稽でぶざまだ。

それでもなお、飛行能力を習得した事実に心浮かれる私は、高層ビルの屋上まで登って、空中を思い切り滑空してやろうと身を投げる。

ここまで全く同じ展開の夢を、私は何度も何度も見ている。夢の結末も同じで、空中で制御不能になり、地面に激突した瞬間に目が覚めるという流れだ。しかし毎回異なるのは、何らかの物体が私の顔に張り付いて飛行を妨害するという部分。

今朝見た夢では、ヤマザキパンまつりのシールが飛んできて顔に貼り付き、気を取られた私はあえなく地上に落下して目を覚ました。

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