確率論的熱力学から永久機関を実現する回路が発明された(https://journals.aps.org/pre/abstract/10.1103/PhysRevE.102.042101#fulltext)らしい。まぁ実際は、エネルギー源として空気分子の運動エネルギーを使っているから厳密には「見かけ永久機関」とか「擬永久機関」と言うべきか……。解説サイト(https://nazology.net/archives/70746)を見てみたらグラフェン(グラファイト一層分)のπ電子をキャパシタに一旦溜めといて、そこから電流を取り出すみたい。つまりは、グラフェンが物理化学的にぶっ壊れない限り永久電源としての利用が期待できるってことだろう。炭素の同素体として、多くの人はダイヤモンドの価値が高いと信じてるはずだけど、グラフェンもエネルギー的に価値が高いものになるかもしれないね。

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