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【尼英日】ホロライブインドネシア2期生が初っ端からデビュー配信でトリリンガルをぶっ飛ばしてきた件【WAY TO GO!!】

ホロライブEnglishの衝撃をちょっと前に書いたと思ったら、もうそのEN勢に後輩ができる。12月4日からホロライブIndonesiaの2期生がたて続けに3名デビューする。先陣を切ったのはゾンビアイドル Kureiji Ollie (クレイジー・オリー)だ。初っ端から暴走しててインパクトが半端ないし、1人目に選ばれた理由が分かる気がする。

海外勢に受け入れられやすいゾンビ

導入部では「どの2018年秋アニメなんやろ……?」と空目していた。チャット欄でも、その言ってはならないアニメの名前が凄い勢い流れていて思わず失笑する。知っていることが仇になるとはこの事か、ゾンビ〇ンド〇ガからのイメージギャップがデカすぎて驚いた。

理由は知らないのだけど、ゾンビは海外の人々に受け入れられやすく、このキャラクターはそれに上手いこと乗っかっているようだ。たくさんの先輩達の活動によって築き上げられてきた世界での Vtuber の認知度ともあいまって、配信が始まって1時間ちょっとであっという間にチャンネル登録者数が10万人を突破した(化け物か?いや、ふつうに化け物やわ)。ちなみに、実質的な本編は動画の11分頃から始まる。ちょっと目を通すと「なるほど、感情と情報の濁流だ」ということが分かる。面白いので少し考察してみよう。

トリリンガルによる3言語リスナーの獲得(3言語を3倍速でマシンガンのように喋っている件)

基本的に、ホロライブは演者がターゲット地域の1言語を喋っている。それに対して Kureiji Ollie はインドネシア(尼)語・英語・日本語という3言語で同じ説明を順々に、丁寧にしてくれている。今までの海外勢のデビュー配信は有志が翻訳した動画を見る必要があったのに、演者の卓越した言語能力によって見事にタイムラグゼロを実現させているのは感動的ですらある。

この3言語のうち1つでも聞き取れるリスナーの多くはリアルタイムでのライブ感に満足し、次の配信を待ち遠しく感じたに違いない。個人的な偏見ではあるが、リアルタイムで言っていることが分かるのは視聴継続を決定するのに大きな要素になっていると考えている。

よくよく考えてみれば、この3言語使用はキャラクター設定にあるように、世界規模で活躍するため(=ラーメン屋のおやじから自分の家を取り戻すため)に必要なことをやっている。自分のことをできるだけ多くのリスナーに届けたいという意思を体現していると言ってもいい。

情報過多になるのは否めないものの、3言語を3倍速で喋るというとんでもないマシンガントークは配信を冗長にしないための良いアイデアだと思う(一体、いつ息継ぎしてるんだ?)。時折する給水タイムも「水を飲みます」と日本語だけの断りを入れているのが何とも面白い。EN勢と同様、今後は日本語を控えた配信になりそうだが、気合で視聴を継続することにしたい。

JP勢もそのうち英語を操り出すかもしれないから楽しむためにリスニング力を養おう

ホロライブ海外勢の配信には毎度驚かされてばかりだけれど、配信を見るたびに英語の話者数の多さを思い知らされる。リスナー規模は日本の10倍以上いるので、更なる視聴者獲得のためにJP勢も6期生以降の世代で英語を操るキャラクターが当たり前に含まれるようになると個人的に予想している。もしそうなったらのちのち不便なのが目に見えているので、楽しむために今のうちからリスニング力を養っておきたいと思う今日この頃であった ( 'ω' ).。oO( ポルカおるか?

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