ライフプランセミナー②を終えて

自分が住んている自治体から、ファイナンシャルプランナーとして、講師の依頼をいただき、全4回の講座のうち、2回の講義を担当した。
1回目は、人生3大資金の内の「教育費」「老後資金」について話をした。

そして、2回目は、「社会保障と民間の保険」について話をした。
準備や話の内容について、ご紹介したいと思う。

生命保険と公的保険

生命保険を検討する際には、まず、公的保険を確認して、足りない部分を民間の保険で補う。
そのことによって、無理なく無駄なくリスクに備えることが出来ると考えられる。

また、リスクマネジメントの観点から、
保険加入を検討する手法として、
リスクファイナンシングとリスクコントロールの考え方について説明した。
闇雲に保険に入るばかりではなく、
社会保障制度やご自身の資産も鑑みて、
検討することについて、そして、生命保険の加入の仕方と、見直しの仕方もお伝えした。

公的保険、公的年金の続き

公的年金については、遺族年金の計算方法の例と、生命保険加入時の必要保障額の算出方法の考え方についてお伝えし、無理なく無駄なくリスクに備えることについてお伝えした。
また、障害年金、
傷病手当金、高額療養費制度についても、
経験を交えてお伝えした。
改めて、公的年金には、老齢、遺族、障害の3つがあることを説明した。
日本の医療と医療保険との関連についてもお伝えした。

介護保険制度

要支援2の夫のお母さんとの関わり方や、
介護保険制度についての説明をした。

最後に

自己決定について。
人生にはいろいろ選択を迫られることがある。自分自身で決定することは、幸福につながるとの研究もある。
医療、介護など、人のお世話になっていると気を遣い、自分の思ったことが言えないかもしれない。
しかし、自分の考えのベクトルはしっかりと持ち、希望を伝えることで幸せにつながるので、ぜひ、実行してもらいたいと伝えた。
また、人生100年時代に突入し、様々な年代の人が共存する中で、「高齢者」などと一括りにすることなく、皆が幾つになっても発達していき、発達の過程にいるのだと思えると、年齢による差別や偏見もなくなり、優しくなれるのではないか…と、個人的に思ったことをお伝えした。

私は自己肯定感が低い。
しかし、手段はいろいろ知っているので、
かなりマニアックなお話をしたかもしれないし、大学院での学びも活かし、
老年学の要素を入れて、年齢層の幅をカバーしたつもりだが、どうだっただろうか…。

今回も、話すことは相当悩み、台詞を作りつつも、その時の感情で話ができるよう、流れを頭に叩き込み、話すことを自分自身で最大限理解するように努めた。
当たり前のことなのだけど、
私には挑戦の場だった。
でも、思いが少しでも伝わればとその時思った。

お財布の豊かさと心の豊かさは、相関がある。私は、お金のことは得意ではないけど、心が豊かになるようなお手伝いが出来れば…と。

とても勉強になる、よい機会であった。
感謝。

来年度も引き続き、セミナーを承ったので、私ができるのであれば、ぜひお引き受けしたい。

主催者側からいただいたお菓子詰め合わせ♪

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