「編集者力」のつけ方のnote

いまどき使えるweb編集者になりたい春乃こぐまです。

雑誌編集を経て、オウンドメディアの編集担当者としてwebの世界で格闘中。勉強のためnoteで書かれた「編集」に関する記事を集めてみました。

※新しい記事、随時追加していきます

■ そもそも、編集者の役割・仕事って?

出版社出身の編集者でオウンドメディアの担当になった人間は、この問いに端的に答えられる必要があるのかも、と今更ながら、思っています。

「編集者」という肩書きが確立していない社内において、自分はどう役立つのか。何が求められていて、何ができるのか、社内での存在理由を把握し、周りに理解してもらうためには、結構重要なことだったなと、自戒も込めて。

答えのヒントを与えてくれたのが、竹村駿助さんの「WORDSの文章教室」の中の、編集者の役割について書かれたこの3本。

書き手や著者の可能性を見極めて、「なるべく遠くに」飛ばす。興味を持った人物をよく観察し、調べて、その人が次に何を発信するべきかを見つける。それが編集者の役割なのかなと思います。
編集者は「なにかの専門家」じゃない。強いて言えば、企画とそれを実現する人だ。誰かを動かして、カタチにしていく人。最近はプロモートすることもそこに入り始めている。
「出版」とひとことで言っても大きく分けて二つの段階があります。ひとつが「つくる」こと。もうひとつが「届ける」こと。この2つは相互に関連していて、僕はどっちもアップデートが必要だと思っています。

■ よい編集者の条件〜求められるスキルとNGレベル

より具体的に、編集者の仕事内容と求められることが書かれているnoteがこちら。各工程におけるNG対応について書かれているnoteもご紹介します。

「この企画で面白くなるだろうか」「この指摘で伝わるだろうか」「段取「やりにくいって思われてたらどうしよう」……。そんな不安の解消と対策に使える、日頃の業務のチェックシートにおすすめです。

成田幸久さん( https://note.com/nariyuki_content )のnoteだらけになってしまいましたが、もう1本だけご紹介。ライターについて書かれたものですが、「ライター」を「編集者」に置き換えても成立する内容です。

まとめれば、編集者に求められるのは、本質的で独自性のある企画を、わかりやすく、面白く(クリエイティブに)まとめあげる力。そのために必要なものは、本質(方針)を把握し、的確に言語化して指示する力。記事の完成形を描き、誰にもしわ寄せがこないよう段取る力。企画で伝えたいことだけはブレさせない臨機応変さ、才能を信頼して任せる器。どれも基本で、難しい。

■ できる編集者のすごい編集力

優秀な編集者はどれほどの精度と深度でこれらを行っているのか。優れた編集者のスキルに触れられるnoteを集めてみました。

■マネのできない編集ノウハウ

どうしたら精度と深度を身に付けられるのか。そのノウハウが書かれたnoteも集めてみました。「ノウハウ」にカテゴライズするのは失礼な気もしましたが、とりあえず、「ノウハウ」集。

■「仕事を受ける側」の視点に学ぶ

使える(=一緒に仕事をしたいと思ってもらえる)編集者になるために、ライターさんが編集者について書かれたnoteもチェックしてみました。

とくにおすすめはこちら。

編集者がライターと良好的なパートナーシップを築くとき、どんなところに気をつければいいのでしょう? いわゆる編集能力以外の部分で。
まず基本中の基本が、①原稿を受け取ったら1秒でも早く返信する。そして、②ほめ言葉は感情的に、直しの指示は論理的に。このときの心構えは、③ほめることに照れない、直すことにおじけづかない。そして直しのポイントは、④「答え」ではなく「選択肢」を提示する。最後に、次回からもいい関係を築くために必要なのが、⑤本を出したあとのアフターフォローをきちんとする。ということですね。

こちらの3本も。「編集者がいる意味はある」と勇気付けられるし、逆に背筋も凍るnoteたち。

■ベースとなる「地頭」の鍛え方

ここまでいろいろとnoteを読んできて、編集者には「主観的に面白がれる引き出し」と「客観的視点を言語化する技術」が必要で、ベースの地頭の良さがそれらの深度と精度に関わるのだ、という気がしています。

そこで最後に、「地頭の育て方」について書かれたnoteをご紹介します。


今回が初めてのnoteだったのですが、既存記事の紹介をしただけなのに疲れました。すごい時間がかりました……。オリジナルで原稿書いているみなさんてどんだけなんだとnoteという場の恐ろしさと、いまどき使えるweb編集者への道のりはやはり険しいということだけがわかりました……。

並び順やカテゴリの甘さも目立つし、本来であれば、ここでまとめを書くべきなのでしょうが、とりあえず、アプトプット。とりえず、第一稿、校了。めげずにこれからもメディアの設計力や企画力、取材力、文章力など、各工程に分けて、参考となりそうなnoteを紹介していければと思います。みなさまのお役に立てれば幸いです。今後とも、よろしくお願いいたします。


※本noteは「#編集 #ライター 記事まとめ」(https://note.com/notemag/m/mbe11fbbc43b3)に掲載された記事を中心に、「ネットリテラシー低い紙出身オウンドメディア編集担当者」の視点から、役に立った記事をピックアップしています

※おすすめのnoteがあればコメント欄にいただければ幸いです。もっと効率のよい情報の集め方があればぜひコメント欄にてお教えください。頂いたコメントは記事に反映させていただきます。やり方も参考にさせていただきます。すえながく、よろしくお願いいたします。


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