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『波の羽衣』


届かない、海の底。



孤独の底、光る息吹。



「海の底には、どんな気持ちでも持っていっていいの?」



懐かしいあの声を響かせて。



鼓膜は、憧憬に慣れてはくれない。


しじまに身を任す朧夜。

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