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誰もがリーダーとしてふるまえるチームでありたい

リーダーシップについて語られるとき、いわゆるトップダウン型のイメージで語られることが多いように思います。例えば、戦国時代に活躍した武将などはそういった印象が強いでしょう。

しかし、良く調べてみると、たとえ戦国時代の武将であっても、実際には絶対権力者ではなく、部下の意見をよく聞いていたということは少なくありません。「決断力のあるカリスマ的なリーダー」というのはわかりやすい姿ですが、現実にはそういった組織運営ばかりでもないように思います。

私がリーダーシップについて考えるとき、よく思い浮かべるのはキャンプ場の様子です。キャンプをするには、たくさんの仕事をこなさなければいけません。ここでは、メンバーの誰もがリーダーになりえます。テントを立てるのが上手い人がいれば、みなに指示をだせるでしょう。また、だれよりも力仕事を厭わない人がいれば、その人が率先して水汲みなどを行うでしょう。

最も能力のある人間がリーダーになるのは一つの定石です。ですが現代のビジネス環境では、求められる能力は局面でどんどん変わっていきます。であれば、誰もがリーダーシップをとれる柔軟な組織こそがより強いといえるでしょう。

特に会社組織となれば、専門的な能力を持ったスタッフも増えていきます。こうした人たちが臨機応変に、代わるがわるリーダーシップをとれば、効率は上がるでしょう。まさにキャンプ場の姿です。

大きな目標に向かって一つにまとまり、一人ひとりが積極性と当事者意識を持っていれば、誰もがリーダーシップを発揮できるようになります。私たちの会社でも、そういうチームが成果を上げているように思います。

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