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りんごのはなし

いままで商売とは?について
あまり考えたことはなかった。


自己紹介すこしだけを挟ませてもらう。
自分はハタチからスーパーの青果部門で働いてきて
売上や利益のことを考えて生活してきた。

スーパーでの販売とはリンゴを70円で仕入れて100円で販売。
30円儲かるのでその積み重ねで利益が生まれる。
お金を生むための商売はこの利益の積み重ねだと思って仕事をしてきた。


最近いろいろな縁があり自営業をするモノとなった。
するとふしぎと色々なものが違って見える。

話をもどして
リンゴを70円で仕入れることができたて100円で販売。
スーパーのころはカンタンな話だと思っていたけれど自営業になると別だ。
まずそのリンゴを買ってくれない。

急にナニモノかわからない人が道端でリンゴを買ってくれませんか?
なんて言っても買わない
八百屋を開いたとしても店に入るのは少し勇気がいるものだし
スーパーと違って黙っていても誰も来店してはくれない。


そんな中すこし気付いたのは信頼ってのが必要なのでは?
スーパーに勤めていた時はなにもしなくてもお客様は来店していた。
意識してこなかったが基本前提としてスーパーを信頼していたから
お客様は来店していたのではないだろうか?と

よく商売とはなんぞや。みたいな話を会社で聞かされていたが
少しだけ理解できた。いままで自分は当たり前にお客さんがくる殿様商売をしていたのだと。


そこからリンゴを100円で売る。から
どうやって信用を得ることができるのか。が商売の肝だと感じた。
じゃないとそもそものリンゴを売る土俵に立つことができないんだから


すごく当たり前のことなんだろうけどすぐ利益や利己的になってしまうので
いつでも振り返ることができるように残しておく。


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