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なぜ急遽、家を飛び出し別居することにしたのか

こんにちは。のなかはこです。実は一昨日、弁護士のところへ打合せへ行ってから、ダメージが大きく、昨日は一日沈んでしまっていました。今日はなんとか浮上せざるを得ない状況で、無理やり動きはじめたら、なんとか少しずつ気持ちも安定してきました。

鬱状態と「強迫性障害」を患っています。最近、調子がとても良い日が続いていたのですが、薬のせいで生理がとまってしまっている可能性が高く、1種類の薬をストップする運びとなりました。それから、また調子が悪いです。なかなかうまくいかないですね。

さて、本日は別居に至った理由について書いてみたいと思います。


夫の不倫は1年半以上に渡り、私はひどく精神を病んでいた。事あるごとに、別居しようと考えていたが、なんとか思い留まり、家族の再構築を目指して、がんばっていた。

そして、一縷の望みであった夫の転勤もなくなり(夫が転勤があれば不倫解消できるかもと言っていた)、不倫アパートへ突撃した。それにより、夫は焦り、「A子とは関係を解消した」と突然翻った。

この日から、夫は不倫アパートではなく自宅で過ごすようになった。外泊することはなくなった。

しかし、私達夫婦の関係は夫がA子と別れてから(確実ではないが・・・)が、一番致命的だった。

夫は不倫を継続している間は、機嫌が良かった。私への同情もあったのか、きつくあたられることも少なかった。経済的な締め上げもゆるかった。久しぶりに在宅する時は、娘と私を外食へ連れて行ってくれることもあった。

そりゃそうだ。自分は好き勝手に、若い女と毎晩のように性的な行為を持ち、家庭を顧みず、同棲し、休日はA子とあらゆるところへ出かけていた。コロナ禍だったのにも関わらず・・・。私は一人きりで、パートへ行き、学童へ娘を迎えに行き、家事をこなした。台風の日も、地震の日も、娘のイベントの日も、夫は不倫をしていた。

そして、前述の通り、私が不倫アパートへ突撃して、A子と関係を解消してからは、夫は私に憎しみを持って接してきた。とても、理不尽なことだった。今まで不倫をしていた後ろめたさや反省は全くなかった。ただ、不倫を強引に終わらせた(と夫が思っている)腹いせに、私に対してきつく当たるというものだった。というのも、私のことはほぼ無視していた。私がしゃべりかけても、ほとんど答えなかった。事務的なことだけは、ぼそぼそと目も合わさずに答えるだけだった。不倫も自由にできなくなり、私と離婚したかったのだろう。

その上、経済的な締め上げが以前よりきつくなった。不倫前の我が家の経済的な状況を先に書いておくと、夫は家賃、光熱費などは全額支払ってくれていた。そして、食費や雑費などのために一定の額を私に毎月与えていた。足りない分は自分のパート代から補っていた。急な出費などは対処してもらえることはなかった。

夫は子供を作る前から「養育費は支払わない」と宣言していたので、養育費はもらっていなかった。(このことについてはまた詳しく書こうと思います)

私のパート代から、子供の幼稚園、小学校、学童、習い事、娯楽費、医療費などは全て捻出していたため、パート代はもちろん貯金することはできなかった。

そして、夫が結婚当初何千万という単位で、投資で損をしたため、私は夫に独身時代の貯金を数百万貸していた。そのため、私は貯金はほぼなかった。これが、不倫前の状況だった。

そして、不倫が終わってからは、「家事は半分やるから、家賃、光熱費など全て、(娘と私の分は)自分で支払え。」と言われた。外食などにたまに行く時も、娘と私の分は私のパート代から捻出することになった。ちなみに、夫は給与はそこそこもらっている。ボーナスも十分にある。飲食店のレジ前で家族なのに、別々で支払う光景を見て、店員さんは訝しんでいただろう。夫にはそのようなプライドはないようだ。

半ば強制的にこのような状況に追い込まれ、ほぼ無視されるという辛い毎日が続いた。もしかしたら、不倫中よりもそれはしんどいものだったのかもしれない。夫は不倫アパートから自宅へ戻ってきたのに、全く幸せな状況ではなかった。

なぜ、不倫された側が、こんなにも苦しまなければいけないのか。理不尽極まりなかった。本来なら、経済的に締め上げられるのではなく、夫が私へ慰謝料を支払うべきではないのか。全く、逆のことをされている。

しかし、私は夫からの長年の洗脳により、正社員にならない主婦は無能、主価値がない、寄生虫だと認識させられていた。転勤族と結婚したため、正社員の職をやめたのにも、関わらずだ。

しかし、「経済的締め上げ」に関しては、夫に抗議し、なんとか不倫前と同じ状況に戻してもらうことができた。しかし、夫の私を蔑むような目は変わらなかった。家賃などは支払わずに済んだが、娘に関することは今までより更に私が負担し、家族で楽しく過ごすこともなくなった。

とても、辛い毎日だった。こんな状況なら、不倫されていても、夫がご機嫌だった日々のほうがマシだったのかもしれないと頭を過ることもあった。

しかし、私はまだ一縷の望みにかけていた。夫は今、葛藤している。きっと、前のような優しい人に戻ってくれるはずだと信じていた。

夫との会話はほぼゼロだったが、私は「おはよう」の挨拶などだけでも、伝えるように心がけていた。毎日毎日、少しでも夫婦関係が前進できればと思っていた。普通は、これを不倫した夫側がやるもんだと思うのだけど…

そして、本当に僅かに私たちの関係が良くなってきたように感じていた頃、ある事件は起きた。

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