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男性が化粧品を使うのがもう当たり前になってきてるんだなと思った話

箱推しちゃんです。
推しのOWVが最近GIVENCHYとコラボキャンペーンを始めましてね。まあ、まんまと散財してきまして、その時に時代が変わったなと感じた話をしようと思います。

近年、コスメブランドの男性アンバサダーの起用が増加

YSL×JO1

GIVENCHY×OWV

Dior×吉沢亮

NARS×横浜流星

これだけで男性のコスメ消費が増えているんだなと思うのはちょっと気が早い。広告関連の人に聞いたのですが、これらのキャンペーンのターゲットはあくまで女性。ファンの応援したいという心理をついたものがほとんどなんだそうです。

1回でも使ってもらって、効果を実感してもらえたらリピートしてもらえる。ファンの応援消費を継続利用の入り口に持ってきた形なんですね。さすが、オタクの財布のヒモの緩さをよくご存じでいらっしゃる。

まあ、箱推しちゃんの周りでも、メイクしている男性はほとんどいないしなあ…。まだまだ男性ユーザは多くないのかもな。そう思っていました。

GIVENCHYのキャンペーンできゃっきゃするOWV

で、それを踏まえて推しの動画です。

これ、この人たち多分本当に使ってる。

プリズム・リーブルというフェイスパウダーでは
「今のご時世、マスクをすることが多いので(使うと)化粧がマスクにつかない」
「蒸れちゃって汗ばんだ時でも(使うと)サラサラになる」

ランタンポレル ブロッサムのクリームコンパクト(下地やメイク直しに使います)では
「本当に使っている」
「俺の顔はこれで出来上がっている」
※実際他の動画(ドッキリ企画)でメイク直しに使っているシーンが映りこんでたりします

ランテルディ インテンス(香水)では
「これマジの話なんですけど、海外の女性の方に道端で話しかけられて、どこのコロン使ってるんですかって」
(それ逆ナンだよ気づきなよ本田君)
「あとこれ本当にコンビニの店員さんに香水どこの使ってるんですかって」
(急に身近な例出したな本田君)

直感的に、これ本当に使っている人のコメントだぞ?というのがわんさか出てきました。

まあ、でも、PR動画なんだし、使ってるアピール位するでしょ。

こんにちは。心がすっかり汚れちまった大人こと箱推しちゃんです。

GIVENCHYのカウンターで聞いた、男性の香水の好みの変化

そんなこんなでGIVENCHYとOWVとのコラボキャンペーンがスタートし、特典をもらうためにキャンペーン開始日の今日、昼休みにいそいそと百貨店に出向いたわけです。

そこでOWVがつけていた香水を中心に香りを試していたわけですが、私が「これはさすがに甘くて若い女性向きかな」と思っていたイレジスティブルを指して店員さんがこう言ったんです。

「これ、若い男性に今大人気なんですよ」

え?

これよ?


「男性でジバンシィって言ったら、ウルトラマリンじゃないんですか?」


店員さん「そう!私たちの世代はそう思いますよね!今はイレジスティブルなんですよ!」

私たちの世代って言ってくれてありがとう店員さん!多分10歳以上離れてる!

っていうか。

ウルトラマリンが流行ったのって25年近く前か。(吐血)

聞くと、イレジスティブルの甘いけど軽くてさわやかな香りが好評で、最近は若い男性が普通に自分用に買っていくことが増えたんだそうです。私自身はパッケージがかわいくて女性用だと敬遠されるんじゃないかと思ったんですが、若い男性にはどうもそもそも「ピンク=女性用」という発想もないらしく、何も気にせず買われているようだとのこと。

自分の感覚の古さを痛感させられました(血反吐)

そして、キャンペーン動画で「僕が使っている」「春っぽい感じ」と言っていたのは、多分本当に使っているんだな、と思いました…。

男性化粧品市場は伸びている

オフィスに戻って昼食を取りつつざっと調べてみたんですけど、男性の化粧品市場ってやっぱり伸びてるんだそうです。

・2020年の化粧品の推計市場規模、全体ではメイク不振で前年比89%と縮小するも、男性の購入による市場規模は前年比104%と拡大。2016年からの5年間で111%に伸長
⇒伸長をけん引するのは「基礎化粧品」(前年比107%)、外出減を反映し「シェービング」は減少(前年比93%)

・若年男性ほど女性用の基礎化粧品の購入者率が高く、10代では65%、20代では51%

・35~69歳男性で男性用基礎化粧品の購入金額は2020年に上昇の一方、購入率は伸び止まり

・男性の基礎化粧品購入アイテム、15~34歳では女性用の洗顔・化粧水・乳液全てにおいて2020年の購入率上昇。特に乳液の上昇が顕著。35~69歳は男性用の化粧水と乳液の購入金額が大きく上昇

株式会社インテージ 調査レポート

特に若い男性は男性用・女性用の区別なく、自分の肌に合ったものを選ぶようになっているんだそうです。

また、知り合いの若い男性に聞いてみたところ、

  • 化粧水、乳液は普通に使っている

  • BBクリームで肌のくすみをトーンアップさせている

  • 眉毛もしっかり整えている

とのこと。

あ、これ全然しっかりお化粧してる。

ここでも自分の感覚の古さを痛感させられたのでした。

なりたい自分になるための武器としての化粧がもっと一般化したらいい

とはいえ、これはあくまで若い世代の話。同世代の男女に聞いてみると、どうも男性のお化粧というとビジュアル系やKpop系をイメージしてしまい、あまり現実の仕事のシーンで使える印象がないようです。

箱推しちゃんはこれはとてももったいないと思う。

私自身はメイクはTPOに合わせて最低限、というタイプです。だって、朝はギリギリまで寝ていたいし、推しにお金を使わないといけないから…。

じゃあメイクは全否定かというとそんなことは全然なくて、現実世界に対抗するための有効な武器だと思っています。

仕事ができるように見せたいときは強めのアイラインを引いたりしますし、柔和な印象を持たせたい時はピンクのアイシャドウをぼかしたりします。そうやって外的な印象をコントロールすることで仕事や商談がうまく行くなら活用することに越したことはない。

あと、最近の化粧品の進化はものすごくて、すっぴんでいるよりも肌の調子が良くなるような、美容液成分を配合しているものも多いんですよね。乾燥や油っぽさをふせいで1日快適に過ごせますし、夕方でも鏡にはつらつとした自分が映るというのは、結構自信につながります。

この効果を女性だけが活用しているのはもったいないなあと思っていて、もっと男性も活用したらいいのにとずっと思っていました。

(男性も化粧することが当たり前になれば、逆説的ですが、しない自由というのももっと認められるようになって、化粧をしない女性が生きやすくなるのではないかと思っています)

なので、男性がメイクすることの良さに気づけるようなキャンペーンがもっと増えたらいいなと思っていたのですが、私が気づいていなかっただけで、実は若い世代ではとっくに変化が始まっていたようです。

ということで、なりたい自分になるための武器屋だと思って、皆さんもぜひ気軽に足を運んでみてはどうでしょうか。

男女問わず、世代問わず、コスメカウンターの店員さんは日々色々なお客様を接客してますし、メイク初心者も大歓迎だそうです。

個人的にはGIVENCHYの店員さんがOWVのオタクとして着実に仕上がってきているのがとても面白かったです。(いつもオタクの相手をしてくださって本当にありがとうございます)

今日はそんな感じです。

めっちゃ散財したわ

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