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子育て中フリーランス夫婦の私(妻)がフリーランスになったきっかけ。

会社員時代

新卒からずっと会社員を10年くらいやってきた。それが当たり前と思ってたし、フリーランスという形は、実力・実績もないし、しっかりした「ココロザシ」というものはなかった私にはなれるものではないと思っていた。
働いてお給料を得ることは生活する上で大事なので、会社員を黙々とやっていたように思う。ただその時々で自分のなかで思うことがあった。会社を退職したあとはどんな仕事に就こうかな、とか考えながらなんの迷いもなく「会社」に就職して働いていた。

会社員の時の気持ち

迷いもなく会社員をやっていたけど、会社という大きな集団の中で仕事をするには、楽しい面ややりがいもたくさんあった反面、大変だなと思うこともたくさんあった。
行き帰りの満員電車。体調が悪い時は朝が辛い。毎日会社に通うって結構大変だなと思ってた。みんな普通にやっているのに、大変と思う私は甘えなのかな?とか。

仕事の面でも、いろんな個性を持った人たちがいて考え方も人それぞれ。優柔不断?な私はどうするといいのだろうと悩むことも多かった気がする。
そして私の性格上、もっとこうすればいいのに、なんでもうしないんだろう、とかの思いが強く出てしまって、協調性が持ててなかったように思う。周りにとても迷惑をかけた。自分自身もなんだか辛かった。

夫婦でフリーランスになったこと。

結婚をして、しばらくはパートで働いていた。パートなら少し肩肘を張らずにできるかなと思ってたけど、会社員時代と同じくなんだか協調性を持てない感じがした。周りとなんだか自分は違うなぁと感じることが多かったかも。そんな中、私がパートを退職するタイミングと夫が会社を辞めるタイミングが似たような時期になった。せっかくだからリフレッシュで、1ヵ月位の旅をしようということになった。

最終的には旅というより、1ヵ月間ゲストハウスの手伝いをすることになった。そこは長崎県の離島。1ヵ月間手伝いをしながら、生活をした。なかなか面白い生活だった。

その生活が転期になった。

宿の手伝いをするだけじゃなく、私達夫婦のちょっと得意なことが活かすことができたことがあった。なんかちょっと嬉しくなった。
島の生活で地元の人と関わっていくうちに、困っているけどどこに相談すればいいかわからないというようなことが意外と多いことがわかったし、それが私達夫婦の得意なことが役に立つのかもと思った。

その後、私達は会社員になるのではなく、フリーランスで自分たちの出来ることをやってみよう、ということになった。

とはいえ、はじめは具体的に何ができるかわからなかった。少しずついろんな「出来ること」をやっていって、続けられることなのか?を都度考えながら今の形を作ってきた。

会社員時代に辛いなと感じていたことが、すっかりなくなっていた。

そして今

今は妊娠、出産を経て、育児をしながら夫婦で自宅で育児をしながら仕事をしている。

過去の記事でいろいろ書いています。

会社員は大変な面もあったけど、経験してよかったと思う。ここでは大変だったことをフォーカスして書いたけど、楽しかったこともたくさんあった。気の合う人に出会えたのはとても良かった。今でも家族ぐるみで付き合いがあるし、仕事を依頼してくれたりもする。付き合いがなくても、当時、そのときの楽しさややりがいを共有できたのはとてもいい経験だと思っている。

会社員時代とは違う大変さ、楽しさがあるのがフリーランス。
これからもフリーランスの良さをしっかり取り入れて仕事・生活をしたいと思う。

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