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函館七夕の「灯台下暗し」

函館では、七夕といえば「ローソク貰い」ですが、
他の地域ではどうなのでしょうか?
最も有名なのは、仙台の「七夕飾り」でしょうか。

(そしてこの後私は『灯台下暗し(とうだい もと くらし)』を実感し、戦慄する…!)

↓「ロウソクもらい って?」の方はこちら↓

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先日ネットで「七夕といえば?次から選んでください」という、
アンケートのようなページを見つけました。

並んでいた選択肢は「笹飾り」など、見慣れたものだけでなく、
「折り鶴」
「そうめん」
という単語もあって、ちょっとびっくり。

<折り鶴を描いてみました。>

そういう風習がある地域もあるのですね。
七夕に千羽鶴というのは、比較的新しいようですし、
恐らくそうめんも、新たな風習なのでしょう。

……あれっ?

過去のブログ記事を確認してみたところ、
当センターでも「七夕メニュー」として、何度もそうめんが提供されていた事がわかりました!

七夕は、節句(季節のふしめごとのお祭りのようなもの)の一つで、
願いをこめてそうめんを食べる風習は、平安時代にまでさかのぼるのだそうです。
実は古来の風習だった…
しかも身近にあった…(のに、気づいてなかった)!

<七夕そうめん、左は本物、右はイメージ画像。
イメージ画像は、星とオクラをちりばめてみました>

…というわけで、「七夕そうめん」。
人ごとみたいに書いてしまいましたが、函館ではないどこかの話ではありませんでした。
まさしく「灯台下暗し(とうだい もと くらし)」だった、というお話。
大変失礼しました。

ちなみに「灯台下暗し」の「灯台」は、海辺の建造物ではなく、時代劇などで見かける「室内で使う、あかりをともす台」の事だそうです。
なるほど。

by くろうーろん

※こちらは過去にssブログ(2017-07-12 13:00、2017-07-14 13:00)に掲載されていた記事です。再掲にあたり、一部修正致しました。