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「わたしならできる!」 その2

この度はご覧いただきありがとうございます。メンタルコーチ箱﨑でございます。全アスリートが最大の力を発揮できる世界を目指し、日々活動しております。何卒よろしくお願い申し上げます。

今回も、【自己効力感】についてお話をさせていただきます。

前回は【自己効力感】を高めるための方法として、①達成経験と②代理経験をお話させていただきました。

そして今回は前回の続き、③言語的説得と④想像的体験についてお話いたします。繰り返しになりますが、【自己効力感】とは「わたしならできる!」と思える感覚のことをいいます。この【自己効力感】が高い人は、どんどん成長することができます。どんどん成長したいという方は、心の底から「わたしならできる!」と思える自分を目指してみてください。

ちなみに今回も例として、

≪ベンチプレス(筋トレ)で100㎏の重さを1回挙げる≫

ことを目標として考えてみます。

言語的説得。これは、自分に遂行する能力があることを言語で説明されることをいいます。いや、何だか堅苦しいですね。簡単に言うと、「あなたは◯◯ができているよ」と認められることです。ポイントは、きちんと≪ことば≫で認められることです。認めてくれる人は、まわりの人であっても構いませんし、あなた自身であっても構いません。

この話をすると、「認められるモノがない」という人がいます。しかし、そんなことは決してありません。「認められるモノがない」という人は、おそらく【結果】だけを見てしまっているのです。もちろん、そう簡単に【結果】は出るものではありません。認められるモノは【結果】だけでなく、【行動】や【成長】にも目を向けてみてください。

(例)まだ100㎏の重さは挙げられないけれど、きちんと週に2回以上ジムに通っている。これは、【行動】を自分で認めています。「週に2回以上ジムに通っている」という事実を、敢えて言語化し認めることで、自分に対する自信につながります。残念ながら人は、歳を重ねるに連れ、まわりから認められなくなります。だからこそ、あなたがあなたをきちんと認めてあげることが大切なのです。認められることで、「わたしならできる!」と思えるようになってきます。

そして最後に④想像的体験。これは、「できている」未来の自分をイメージすることをいいます。「できている」未来の自分は、いわゆる成功している自分です。そのため、イメージするだけでワクワクすることと思います。ポイントは、その「できている」未来の自分は、普段からどんな考え方どんな行動をしているかまでイメージすることです。そして、その考え方や行動を、現在の自分が先取りしていくことで、どんどん「できている」未来の自分に近づいていき、「わたしならできる!」と思えるようになります。

(憧れのあの日本代表選手は、日本代表だから◯◯の取り組みをやっているわけではありません。◯◯の取り組みを普段からやっているから、日本代表になれたのです。「できている」未来の自分の取り組みを、今の自分が先取りすることで、どんどん「できている」未来の自分に近づいていきます。)

(例)100㎏の重さを1回挙げた自分をイメージしてみると、まず何より胸板の厚さにワクワクする。その「できている」未来の自分の行動を具体的にイメージすると、毎日十分な睡眠を取っていることがわかった。そのため、今日から毎日0時までにはベッドに入ることを心掛け、筋トレだけでなく睡眠の質にもこだわるようにしていく。筋トレだけでなく普段の行動も「できている」未来の自分に合わせていくことで、【行動】が未来と一致しはじめ、それがどんどん自信に繋がっていきます。そして、最終的にはそれが【結果】に繋がっていきます。

いかがでしたでしょうか。今回は【自己効力感】を高めるための方法として、③言語的説得と④想像的体験についてお話をさせていただきました。

「わたしならできる!」心の底から思えるよう、日々1歩ずつ自分を信じ行動してみてください。

全アスリートが最大の力を発揮できる世界をつくる

プロメンタルコーチ箱﨑

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