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意志の強さ・弱さ

この度はご覧いただきありがとうございます。メンタルコーチ箱﨑でございます。全アスリートが最大の力を発揮できる世界を目指し、日々活動しております。何卒よろしくお願い申し上げます。

今回は、【感情】についてお話をさせていただきます。

(例)『ダイエットするぞ!』と宣言した人が、さっそく今日のランチで≪サラダ≫にするか≪ハンバーガー≫にするか迷っています。あなたはどう思いますか?

こう聞かれると多くの人は『意志が弱い』と答えます。しかしこれ、本当に意志の強い弱いの問題なのでしょうか。わたしは違うと思います。

確かに、『ダイエット』とは一般的に体重を減らすることを言います。そのため、食事管理も当然必要となり、ハンバーガーなどのジャンクフードよりはサラダを食べる方が好ましいと思います。そのため、『ダイエット』するためには、サラダを食べる方が好ましいと言えます。もちろん、この人もサラダの方が好ましいことは頭では理解しています。

では、どうして迷ってしまうのでしょうか。それは簡単。『ダイエット』という目標が、本当にたどり着きたいワクワクする目標ではないからです。

人は行動をするとき、【感情】に沿って行動します。『もっと体力をつけたい』と思えば練習後に30分間ランニングをします。『もっと技術を高めたい』と思えば、練習前にコーチと技術練習をします。この『◯◯したい』というのは、ひとつの【目標】です。この【目標】に本当にたどり着きたいと思う気持ちが、行動するときのきっかけとなる【感情】なのです。

つまり、この【目標】が本当にたどり着きたいものであれば、そこから湧き出る【感情】が自然と行動を促してくれるのです。

『体力をつけること』『技術を高めること』の【目標】が、(そうしないと監督から怒られるから)などという理由であった場合、本当にたどり着きたいものにはなりません。プレーヤーとして成長することで、やがて【海外でプレー】【日本代表】【レギュラー】などワクワクするビジョンに繋がっている場合、この【目標】は本当にたどり着きたいものとなるのです。

そうすると、練習前に技術練習をすることや、練習後に30分間ランニングすることはまったく苦にならず、『よし、やるぞ!』という【感情】で取り組むことができるのです。ここに、意志の強さ弱さはまったく関係していません

あなたは、本当にたどり着きたいビジョンや目標を描けていますか?今日やるべき行動を目の前にして『よし、やるぞ!』という【感情】になっていますか?わたしがよく聞くのは『毎朝遠足当日のような気持ちで目覚めていますか?』ということ。もしそういった【感情】になっていない場合、あなた自身の意思の強さ弱さではありません。ワクワクした未来を描けていないだけなのです。

まずは何よりも、ワクワクした未来を描くことから始まります。ワクワクした未来にたどり着ける人は、はっきり言って決まっています。それは、ワクワクした未来を具体的に描ける人です。残念ながら、ワクワクした未来を具体的に描けない人は、たどり着けません。

ぜひ、ワクワクした未来を具体的に描いてみてください。わたしは、いつでもお力になります。もし、(海外でプレー)(世界一のプレーヤー)(日本代表)(県大会優勝)(レギュラー)(自分史上最高成績)などを描いている場合は、危険です。もっともっと具体的に描きましょう

全アスリートが最大の力を発揮できる世界をつくる

プロメンタルコーチ箱﨑

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