【いま、あなたに届けたい1冊】No.26「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」
【いま、あなたに届けたい1冊】No.26「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」
10代へ、こんな時期だからこそ届けたい本を、メッセージと共にオンラインで募集しました。推薦された本は協力書店さんにて販売させていただいております📚(ブックスタマ武蔵小山店、東大和店)
こんにちは、もしくはおはようございます、あるいはこんばんは。スタッフのみやもとです。
いよいよ明日から6月が始まりますね。緊急事態宣言は既に解除されていますが、6月からは学校や商業施設が段階的に再開することから、明日からまたかなり人の動きが変わってくるように思います。
TikTokで検索したところ、「#学校再開」というハッシュタグが760万回再生されていました。もちろんこのタイミングで学校を再開することに対して賛否両論あると思いますが、予防対策を続けながら、新しい出会い・経験ができる環境を作っていきたいものですね。完璧な「今まで通り」を取り戻すことはできないかもしれませんが、ハックツとしても10代の価値観を広げる「偶然の出会い」を少しでも多く、この時代に作っていけると良いなあと思います。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回はこちらの推薦本の紹介です。
NO.26「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」
中国と日本、アジアと欧米、旅行者と住民、高齢者と若者などの分断を煽るかの様なコロナ禍ですが、その中で流されることなく自分で泳ぎ切る力を与えてくれる本です。書肆ねっこ堂(一箱古本屋 54歳)
書肆ねっこ堂さんのいう通り、コロナによって、今まで以上に物事の境界線がはっきりしたなあと思うと同時に、引いた目で見ると"コロナ"という共有言語を世界中の人間が手に入れたようにも思います。悪い意味での違いを見つけるのではなく、同じ条件下でどうやって生きるのか、自分に問う姿勢がこれからより一層求められるのではないでしょうか。10代と一緒に、私自身も問い続けていきたいと思います。
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引き続き、本のタイトルとみなさまの想いをセットで届けさせていただきます〜!
※推薦本の販売にご協力いただける書店さんはまだまだ募集中です!メールまたはDMでお気軽にご連絡ください◎
<お問い合わせ先>
◆gmail:hakkutsu.kamisyakujii@gmail.com
◆Twitter:@hakkutsu_tokyo
https://twitter.com/hakkutsu_tokyo
<暗やみ本屋ハックツとは?>
暗やみ本屋ハックツは、大人の方から寄贈いただいた本だけが並ぶ、10代限定の古本屋です。多いときでは約80冊が店内に並び、営業日によって本は入れ替わります。店内は「暗やみ本屋」の名の通り、真っ暗やみ。若者たちは洞窟のなかで宝探しをするかのように、懐中電灯を片手に本を探します。それぞれの本には大人からのメッセージつき。若者たちはメッセージを読みながら本を手にとり、自分が欲しい本を選びます。寄贈された本がハックツされる(若者の手に渡る)と、スタッフより「ハックツされました!」メールが届きます。ハックツで出会う本や、地域の大人との出会は、若者たちの人生の選択肢を広げるきっかけになると信じて活動を続けています。