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店内イベントを仕掛けてみた(後編)

このマガジンは、福岡市中央区在住の現役看護師が、飲食店“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」を福岡市グルメタウン薬院に開業。開業前からnoteを綴りはじめ、開業して1年半が経過しました。
飲食店×看護師、看護師を副業に。
そんな私が考えた事を書き留めた記録です。

前編は計画編でしたが、
後編は実施編。

開催して一言感想を言わせて頂くなら、

『サイコーだった』😆🎵


ライブが出来たこと、
ライブを喜んで頂けたこと、
一緒に声を出して参加して頂けたこと、
約3年ぶり位久しぶりのリアル体験に涙を流す方も居ました。

飲食店は非日常と言うが、
こういうイベントは、非日常&現実逃避。
音楽は心に染み渡り届きやすい。

沖縄で作ってもらったマイ三線

😊さてさてライブの感想はこれくらいにしておいて、肝心なお店(飲食店)としての実施考察の話をしようと思います。

【イベント実施のポイント】は以下の通り。
それぞれがどう影響したかをまとめた。

①仕込み準備は参加者人数分だけ
食材の量が推測され、ロスが無く設計できた

②追加ドリンクは別料金
2800円というセット料金が最低売上額なり、追加分が追加売上になった。ドリンクが追加で出るほど売上が上がることが明確になった。また沖縄で買付けた泡盛は腐乱劣化しにくく、次回への持ち越しが可能で、売れ残りの場合も損失にならない。

③メインはライブパフォーマンス
今回の目的はライブ聴講。そこに最大限のパワーを注いだ。
飲食店の役割はあえて低くし、賄いやおもてなしよりも、ライブパフォーマンス重視という認識で臨んだ。一人でステージ演奏をしなかったことも、本格的になったこと、聴きやすさから良かった。私と長きに渡り一緒にやってきたパートナーとの雰囲気を見て頂くことも、安心と私の理解の材料になったと感じた。私が多種の作業をする人という認識をして頂くことで、興味を持って頂くことに繋がった。

④パフォーマンスで一体感を演出
聴講に留まらない、手拍子や声出し、身体を動かせるような雰囲気づくりを行い、参加型ライブを実現した。クラシックよりライブハウスのほうが記憶に残りやすかったりするのは、参加型なことで、一体感を生み満足度が上がり記憶に残りやすくなるから。(クラシックも私は好きです。今は参加型演出にクラシックもなってきているね)

⑤追加フードは無し
食材の準備を必要とせず、ストック、備えがないことで、仕入高のコントロールがつき、フードロス予防になった。また利益への影響が抑えられた。

⑥コロナ対策のため窓は全開で行う
感染対策のために窓を最大限全開にして行い、一定の安心があったと感じた。波及効果として、周囲の店舗や通行人、住民に音楽が届いており、『興味を持った』『どんなことを、誰がやっていたのか』『どんな店なのか』などの興味から、その後新規の方に来店頂いている。
また既存客も時間になって“店のそばに来た”、“下でちょっと聞いてた” “ライブ配信を聴いていた”と仰って下さり、次回への期待が持てた。

🖥️HPあります。Instagramは毎日更新中。
福岡の方、看護師の方、飲食店が好きな人、飲食店経営に興味がある人の楽しい目標になれたらと思います⏬
ぜひ、覗いてみて下さい。


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2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。