見出し画像

また時短要請、アクリル板やってみた

このマガジンは、福岡市中央区在住の現役看護師が、飲食店昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒「博多okatteふじコ」を開業、開業後の記録です。素人の私が、福岡市のグルメタウン“薬院”で店を開業。新しいことにわくわくドキドキ、でも真面目に。そんな記録です。

第4波なんだそうです。1年半で4波、5カ月にひと波でしょうか。福岡市も感染拡大と都市部での状況を受けて早めに時短要請を出しています。マンボウ、緊急事態宣言へ移行させたくない、という想いでしょう。

さて、時短要請初日。びっくりするくらいお客様が来ません。外を出歩いている方もまばらです。人間は数値に敏感で一方感情で解釈するところもあります。当店はありがたいことに先月は数名足らず約200名の来客がありました。弱小6席(感染対策のため減席営業中)完全週休二日で営業している当店です。ありがたい状況が続いていましたが、どうやら陰りが出てきたようです。

一寸先は闇、これが水商売

さて、さて、

本日からアクリル板(コの字型)を設置しました。お店のInstagramには少しソフトに書きましたが、今日の本音をこちらで書きたいと思います。

私は看護師です。現在医療職に携わっていないのですが、携わってないからこそ医療者の足を引っ張りたくないという想いがあります。コロナを増やさない、予防協力したいという想いです。

一方で、コロナの概念をもういい加減変えてもらいたいという気持ちもあります。「風邪の一種コロナ」だったはずです。明確な治療法が現時点では確率されていないことは、大きな不安と課題ではあると思います。たくさんの方がお亡くなりになっていることも知っています。

でも問います。

・インフルエンザで亡くならないようにワクチンを必ず打っていますか?

・結核にならないように出歩かないようにしていますか?

・エイズに罹らないように人との接触を断っていますか?

どれかが欠け、罹患発症してしまう人は一定数毎年居ます。

あなたはどう感じますか?


医療逼迫について前記事で投稿させてもらいました。重傷者を看ることが出来る、人材が居ないのです。これはドクターも同じです。重症患者の治療を診療科が違う医師に要請したとて、診れません。絶対的な経験不足です。

だから結局同じ人にしわ寄せが行く・・・・。

解かる人、動ける人にしわ寄せが行くのです。

アクリル板正直嫌です。効果もどの程度あるのか分かりませんし、側面のアクリル板や低位なサイズのものは、何のためにしているのか、効果も得られているのか疑問です。

なので当店は着座で飛沫を予防できる高さのものでコの字に囲んでしまうことにしました。


そんな異様な努力も、重傷者を生まないことに少しでもつながるなら、という気持ちも半分は持ち合わせています。


どんなことも楽しめば思い出になります。


じりじりと照り付ける太陽のように、確実に影響は出るのでしょう。


本当の闘いはこれから。

2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。