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周りの人たちとは違う仕事を創ることで煩わしい競争を避けられる

 私は誰かに張り合われることが嫌いであり、周りの人たちに張り合われないで仕事を楽しみたいと考えています。そのためには周りの人たちと違う仕事を創ることが手取り早いと考えており、これは私が研究開発職に就いてよかったと思える点です。

 最先端の研究開発では新規性および進歩性が求められので、理想的には世の中でその研究開発に取り組んでいる人物は限られているはずです。その中でも研究開発の手法は人それぞれなので、本来であれば研究開発の世界では競争相手がいないのです。

 しかし実際の研究開発の現場では、周りにいる人たちがやたらと張り合ってきたり、社内外を問わず同じようなことを同じような方法で研究開発するため、不毛な競争が繰り広げられているのです。たしかに競合他社に先んじて研究開発の成果を出すことが求められる場面はありますし、唯一無二の研究をすることは容易ではないのですが、少なくとも社内にいる周りの人たちに張り合われることは避けられるのではないでしょうか。

 そのためには冒頭で述べた通り、周りの人たちとは違う仕事を創ってしまえばよいのです。既存の仕事ではそれに長く従事している人たちの方が有利であり、煩わしい競争の世界へ巻き込まれてしまいます。ところが、そのような人たちが取り組んだことのない全く新しい仕事を創ってしまえば、自分だけの世界で仕事を楽しむことができるのです。


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