ICT授業の事例|灘高校の数学の入試問題に挑戦|立方体から立方八面体の体積を考える|【GeoGebra】の活用による実感と直感的理解の融合|epis Wakaba Shenzhen

先日の中3数学 の授業において、灘高校 の#高校入試 の過去問 に出題された立方八面体 の半分の体積を求める問題を実際に立方八面体と立方体を作って考えてみました。

展開図から作った立方八面体を使えなくなったクリアファイルを切って作った立方体にはめ込むことで、求める体積が立方体の頂点にできる8つの三角錐(一辺は立方体の一辺の半分の長さ)を立方体の体積から引き、残りの体積を半分にしたものであることを実感として理解してくれました。

また、立方体における切断面が正六角形の場合にその体積を等分に分けることや、立方八面体の展開図のインプットなど立体図形への理解を深めてくれていました。

併せて、実際に手作業で立体を組み立てなくても、GeoGebraを活用することによって3Dグラフィックによる立体の切断イメージを分かりやすく説明することができました。

アナログか、デジタルか、ではなくそれぞれのメリットを最大限生かせる刺激的な授業を今後も創っていきます。

近年の難関校における数学の入試問題では、切頂多面体など半正多面体を扱う問題が頻出なので、この取り組みはオススメです🙂

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