見出し画像

メインの手帳・ノート3冊計画〜①雑記帳

「メインで使う手帳・ノートを3冊に絞る」計画の連載記事です。経緯については下記の記事にて記してあります。

手帳・ノートを最低限の数に絞り、3冊をこのように使う計画です。

①雑記帳…アウトプット用
②バインダー…ストック用
③手帳…暮らしのマネジメント用

今回は①雑記帳について、普段の使い方や今後の展望をお話しします。

元はモーニング・ページから始まった

育児ノイローゼでかなり不安定だった頃、始めたのが「モーニング・ページ」でした。

モーニング・ページとは、ジュリア・キャメロン著「ずっとやりたかったことを、やりなさい」で推奨しているワークです。

ノートと筆記用具を用意し、朝にノート3ページ分、頭の中で考えていることを思いつくままに書く。それを繰り返し行うことで潜在意識が表面化し、思考や願望がクリアになっていくというものです。

noteのユーザーさんやネット上にも、やり方を独自に工夫してモーニング・ページを実践されている方が多いようです。

私は使っていなかったB5のノートからモーニング・ページを始めてみました。
心の中のモヤモヤや、繰り返し思い出してしまう過去のこと、今考えているささいなことまでひたすら書きつけ、最初はあっという間に3ページ埋まりました。
相当うっぷんが溜まっていたみたいです。

さすがに毎日3ページは無理なので、1日1~2ページ、数カ月にわたって続けてみました。

始めるまでは、いつまでもぐるぐると考えごとをして疲れてしまうのがしょっちゅうでした。
考えていることを率直に書くことで、客観的に物事をみたり、頭の中で考えているだけでは思いつかなかった捉え方や対処法を導き出したりすることができるようになりました。

そして雑記帳へ~ラフな日記と悩み解決のためのノート

モーニング・ページが習慣化したことにより、暮らしていくなかで大分頭がすっきりした状態を保てるようになりました。

現在は毎日書こうとするとダラダラ書いてしまう日も増えたので、すっきりしない時や明確な悩みがある時に書いています。
いつの間にかモーニング・ページは雑記帳に。半分はラフな日記です。

すっきりしない時はモーニング・ページと同様に書きますが、悩みがある時は何通りかの書き方をして解決法や気持ちの落としどころを導き出します

○赤ペン先生方式

以前note公式配信で興味を持った「あなたの24時間はどこへ消えるのか」に載っている「赤ペン先生」方式で、自分の悩みを客観的に捉えられるようになりました。

悩みを黒などのペンで書き、それに対して進研ゼミの赤ペン先生のように「もうひとりの自分」として赤ペンで意見などを書き込むのです。

私は似たようなやり方を以前試したことがあり、こちらも効果がありました。

よくブログで架空のキャラクターが登場し、対話によって新たな考え方を示す形式がとられています。
それと同様に、自分の分身的なキャラクターを用意し、悩んでいる側と相談を受けている側に分けて対話を書いていくのです。

もうひとりの自分を意図的に作ることでおのずと冷静・客観的な発想が出てくるので、ただ自分の考えを書くよりも気持ちを楽にしやすくなりました。

○「メモの魔力」方式

色々悩みがありモヤモヤしていた時に試したのが、前田裕二さんの「メモの魔力」に載っていたメモ術です。

「ファクト(事実)」をもとに、気づきを「抽象化」し、どうアクションするか「転用」する。

この説明だけだと「なんのこっちゃ」なので、実際に私が書いた例を紹介します。

ファクト(事実)…息子と接していると息切れしてくる、イライラする。上手く接してあげられない自分にもイラつく
抽象化(つまりどういうことか)…余裕がないからイラつく。余裕がある時は大丈夫だと分かっている
転用(どう対処・行動するか)…余裕を取り戻せる行為を集めたコーピングリストを作る、自責しない

正直なところ、「メモの魔力」を読んだだけでは半分も理解できませんでした。
別のムック本で前田さんのインタビュー記事を読み、「こうやって日常の悩みに当てはめて考えを整理すればいいんだ!」とようやく役立てることができました。

また、ここまで挙げた以外にも手帳やノートの使い方を見直す手帳会議、新月の日に願いごとを完了形で書く「アファメーション」を記すこともあります。
アファメーションは、新月の日が過ぎてしまったら「書き忘れた!まあいっか」くらいのノリで時々書いています。

今後の展望

現在は主に余っているノート・使いかけで用途に困っていたノートを雑記帳にしているので、次は持て余していたこのノートを使うつもりです。

画像1

他にも「note用のノート」など、アウトプットのためのノートが何冊か存在します。まずは各個使い切り、いずれはアウトプット用のノートを1冊に絞りたいです

候補としては、切り離すとA5正寸になるミシン目つきのノートを考えています。

何故かというと、②バインダーにストックしたいインプット用のメモも雑記帳に残し、パンチで穴を開けて移せるようにしたいのです。そのためバインダーに合う穴あけパンチも購入予定です。

次回は②バインダーについてふれていきます。上記の使い方の詳細も、併せて紹介します。

この記事が参加している募集

サポートをいただけましたら、同額を他のユーザーさんへのサポートに充てます。