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映画レビュー

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記憶に残った映画の記録として。
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2023年12月の記事一覧

映画レビュー(46)「見えざる手のある風景」

 2023年の米映画。実に風刺の効いた作品で、その風刺がまた巧妙なところに感心した。  今回…

栗林元
5か月前
20

映画レビュー(45)「PERFECT DAYS」

   現在公開中のヴィム・ベンダース作品。  東京の公衆トイレ清掃員・平山(役所広司)の…

栗林元
5か月前
4

映画レビュー(44)「ウィリーズ・ワンダーランド」

 プライムビデオの無料期間中に二回も観てしまった(苦笑)  2021年の米映画だけど、清々し…

栗林元
5か月前
6

映画レビュー(43)「65/シックスティ・ファイブ」

 プライムビデオで鑑賞した。曲者役者アダム・ドライバーに、プロデューサーの中にサム・ライ…

栗林元
6か月前
5

創作エッセイ(40)暗喩とは

私の文によく出てくる暗喩。英語でメタファーとも呼ばれる表現方法です。 具体的に挙げると「…

栗林元
6か月前
9

映画レビュー(42)「イニシェリン島の精霊」

 2022年のアイルランド・イギリス・アメリカ映画。コリン・ファレルが出てるだけで曲者な…

栗林元
6か月前
3

映画レビュー(41)「純喫茶磯辺」

(2009年 04月 24日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載)  2008年7月の公開映画。監督・吉田惠輔。  妻に出て行かれたダメ親父磯辺裕次郎と一人娘咲子。父親の急死で遺産を手にした裕次郎は、ぐうたらした生活を始めるが、娘の手前仕事を始めることにする。それが「純喫茶 磯辺」だ。  まず、喫茶店開業の動機が安易。従業員の娘に安易に恋をしてしまうし・・・。この親父の安易なダメぶりに、観客は、「やれやれ、とほほ」と思いながら、同時に「でも、人間ってそうだよな」と共感する

映画レビュー(40)「禁じられた遊び」

「――この事故で…伊原美雪さんが死亡しました。」聞き覚えのある名前を耳にした映像ディレク…

栗林元
6か月前
7

映画レビュー(39)「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」

テレビアニメ「墓場鬼太郎」(2008)の前日譚となる物語。貸本版の「墓場の鬼太郎」ともクロス…

栗林元
6か月前
16

映画レビュー(39)「万引き家族」

(2018/7/5 サイタ 講師ブログ掲載)  話題の映画「万引き家族」を観たのでその感想を。  …

栗林元
6か月前
14

映画レビュー(38)「Mr.ノーバディ」

昨今、流行の「無双モノ」  一見普通の男が事件に巻き込まれて戦うが、実はめちゃくちゃ強い…

栗林元
6か月前
8

映画レビュー(37)「アトミック・ブロンド」

痛快なアクションの無双モノ  2017年の米映画。シャーリーズ・セロンのアクションと演技が観…

栗林元
6か月前
8