映画レビュー(41)「純喫茶磯辺」
(2009年 04月 24日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載)
2008年7月の公開映画。監督・吉田惠輔。
妻に出て行かれたダメ親父磯辺裕次郎と一人娘咲子。父親の急死で遺産を手にした裕次郎は、ぐうたらした生活を始めるが、娘の手前仕事を始めることにする。それが「純喫茶 磯辺」だ。
まず、喫茶店開業の動機が安易。従業員の娘に安易に恋をしてしまうし・・・。この親父の安易なダメぶりに、観客は、「やれやれ、とほほ」と思いながら、同時に「でも、人間ってそうだよな」と共感する