映画レビュー(40)「禁じられた遊び」
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「――この事故で…伊原美雪さんが死亡しました。」聞き覚えのある名前を耳にした映像ディレクター・倉沢比呂子(橋本環奈)は、かつての同僚・伊原直人をふと思い出す。その後、美雪の葬式で再会したことをきっかけに、周囲で次々と不気味な出来事が起き始めてしまう。
プライムビデオで観た。
王道のホラー
ある意味王道のホラー。楽しめると思う。唯一残念だったのは、私が65歳で、数々のホラー作品を読んだり見たりしていて、さらに自分でもホラー小説を書いたりしてるホラーマニアだったこと。
これってキングの「ペットセメタリー」と「源氏物語」の六条御息所だよな、と気づいてしまった。
新機軸の盛り込み方の好例
この作品は手垢のついた使い古されたネタに新機軸を盛り込むと、全く新しい作品に見える、といういい例である。
霊能力者のキャラが中盤で消えてしまうところがサスペンスの盛り上げ方として巧い、さらに潔いと思った。
橋本環奈女史の魅力で最後まで見入ってしまったが、今度は清水カルマさんの原作読んでみようかなと思っている。
「禁じられた遊び」
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