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映画レビュー

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記憶に残った映画の記録として。
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2023年11月の記事一覧

映画レビュー(36)「ラブ&ポップ」(庵野秀明 1998)

映像実験映画でもお洒落ではある 一両日中にプライムでの無料配信が終わるそうなので、慌てて…

栗林元
6か月前
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映画レビュー(35)「フェイブルマンズ」

オタク時代の夜明け前  2022年の米映画。監督スピルバーグの少年時代をインスパイアもと…

栗林元
6か月前
10

映画レビュー(34)「ハロウィンキラー!」

アマゾン・プライム・オリジナル作品。 「本歌取り」の王道  作品紹介は以下のような文。 …

栗林元
6か月前
4

映画レビュー(33)スクリーム(2022)

今回は、何となく見始めたら面白かったホラー。 「ホラー映画」の映画  シリーズ5作目のス…

栗林元
7か月前
2

映画レビュー(32)「三度目の殺人」

プライムビデオで鑑賞。  2017年9月9日公開の日本映画。是枝裕和監督のオリジナル脚本による…

栗林元
7か月前
2

映画レビュー(31)「PARASITE DOLLS 劇場版」

(2005年 06月 05日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載) 『アニマトリックス』『キル・…

栗林元
7か月前
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映画レビュー(30)「ゴジラ-1.0」

このレビューは観てから読め  この記事はネタバレが多い、というか徹底解剖してる。  一昨日の日曜最終上映で作品を観てきたのだが、考えれば考えるほどよく出来た映画で、ネットで散見する「小賢しい酷評」を目にして、どうしても書きたくなってしまったのだ。  まだ映画を未見の方は、ここで読むのを止めて映画館に急いでください。 今回のゴジラは何の暗喩なのか  従来のゴジラは、核兵器の恐怖(第一作)の暗喩で始まり、シリーズを追う毎に人間の思いの届かぬ厳しい自然災害(震災)や神の怒り(