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映画レビュー

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記憶に残った映画の記録として。
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2023年9月の記事一覧

映画レビュー(25)「ミーガン」

暴走する自我  先日、カズオ・イシグロの「クララとお日さま」を読んだので、併せてこちらの…

栗林元
9か月前
5

映画レビュー(24)時をかける少女

時をかける作品 (2007年 09月 29日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載) 先ほどDVD…

栗林元
9か月前
4

映画レビュー(23)「哭声/コクソン」

賛否両論の訳  この作品は韓国のナ・ホンジン監督が描くオカルトホラーである。  田舎の村…

栗林元
9か月前
5

映画レビュー(22)「福田村事件」森達也監督

本当に怖いのは何か  公開中の映画を観てきました。重い映画ですが、ストーリーはきっちりと…

栗林元
9か月前
30

映画レビュー(21)「パシフィック・リム」

想像力の助けが不要な特撮だが・・・、 (2013年 12月 15日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」…

栗林元
9か月前
7

映画レビュー(20)「009 RE:CYBORG」

本当の人類の敵とは (2013年 10月 21日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載)  サイボ…

栗林元
9か月前
3

映画レビュー(19)「ある日どこかで」(1980年)

カルト・クラシックと呼ばれるほど (2004年 10月 31日 「読書記録゛(どくしょきろぐ)」掲載)  少し遅れたが、俳優クリストファー・リーブへの追悼の意を込めて。 この作品のあらすじは、以下の通り。  新進劇作家リチャードは謎の老婦人から古い金時計を渡された。そして8年後、彼は古い肖像画の貴夫人に魅せられ、それが老婦人の若き日の姿(ジェーン・シーモア)であることを知る。すでに死んだその老婦人に会うため、彼はある方法で時をさかのぼる。  原作・脚本は短編の名手リチャー