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TOEIC公式おススメのトレーニング法【リスニング編】

みなさん、こんにちは!

セカンドTOEICパートナーのくにしーです。

2022年8月31日に発売されたTOEIC公式による『500+』の中で、
おススメの学習法が説明されていました。

その内容をレビューしていきたいと思います。

今回はリスニング編です。


「2材料、4技能」と英語学習ピラミッド

「英語を使えるようになる」という英語学習者誰しもにとっての目的を達成するためには、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4つの技能を磨いていく必要があると、TOEIC公式は考えます。

ここで、リスニング・リーディングは基礎力に位置付けられ、
スピーキング・ライティングは、それら基礎力を運用した結果、円滑に行われるものと考えられます。

そして、リスニング・リーディングの土台となるのが、語彙と文法です。


この考え方は、「英語学習ピラミッド」の考え方とかなり似ています。

TOEIC公式では、この4つの技能を磨くトレーニングとして、以下の5つを挙げています。

① ディクテーション(Dictation)
音声を繰り返し聞き、聞き取れた英文を書き取る

② シャドーイング(Shadowing)
音声を流し、聞こえた英文を追いかけるように発音する

③ オーラルトランスレーション(Oral Translation)
日本語の訳を見ながら、口頭で英訳する

④ チャンクトランスレーション(Chunk Translation)
文頭から意味のかたまり(チャンク)単位で、読んだ分だけ理解し、内容を理解しながら読み進める

⑤ リード&ルックアップ&コピー(Read & Look up & Copy)
1分ごとに、読む → 顔を上げて → その文を見ずに言う・書く


ディクテーション・シャドーイングは集中力を要するトレーニングですが効果は絶大です。

私自身、英語初心者の頃、ディクテーション・シャドーイングをひたすら繰り返していました。

やり方の詳細はこちら

以上が、TOEIC公式が推奨する4技能を伸ばすためのトレーニング法です。

続いてリーディング各パートのトレーニング法をご紹介します。


Part 1

Part 1 は、観察力が求められます。

写真から関連語を思い付けるように、以下のトレーニング手順が挙げられています。
これは「リスニングの基本トレーニング」とされています。

① 音声を聞く
② スクリプト(英文)を読み、分からない単語と訳にマーカーで線を引く
③ 線を引いた単語を見て訳がすぐ出てくるようになるまで繰り返し声に出す
④ 再度音声を聞き、知らなかった語句を理解できるか確認する
⑤ 線を引いた訳を見て、英語がすぐに出てくるようになるまで繰り返し声に出す

ポイントは日本語訳にもマーカーで線を引いて、最終的に日本語 -> 英語と出てくるようにすることです。


Part 2

Part 2 は、聞き取る力と自然な応答を見分ける理解力が試されます。

Part 2 のトレーニングは以下になっております。

① Part1で挙げられた「リスニングの基本トレーニング」を行う
② スクリプトを見て、質問・発言の英文と正解の応答英文に線を引く
③ 線を引いた2つの英文を見て、瞬時に意味が出てくるようになるまで繰り返し声に出す
④ 線を引いた2つの英文の日本語訳を見て、英文が出てくるようになるまで繰り返し声に出す

Part 2 でここまでのトレーニングをされている方は、なかなかいないかと思います。
しかし、質問文と正解の応答に絞って、トレーニングをすることで、Part 2のパターンを覚えやすくなりますね。


Part 3

Part 3 は、複数人による会話です。
会話の流れをつかむ力が求められます。

① Part1で挙げられた「リスニングの基本トレーニング」を行う
② 白紙を用意し、左上に「男」、右上に「女」と書く
(3人の場合には左、中央、右に書く)
③ 音声を繰り返し聞きながら、男性と女性の発言にあるキーワードを、それぞれ「男」「女」の下にメモする。略語やカタカナで構わない。
④ スクリプトや日本語訳を見て、メモした内容が適切か、キーワードの不足がないか確認する
⑤ 目を閉じたまま音声を聞いて、場面をイメージする

Part 3 は、会話なので、場面をイメージすることがかなり重要です。
場面をイメージできると会話の流れを想像しやすいですね。


Part 4

Part 4 は、一人の人が話をします。
情報を整理して、頭に残しておくことが必要です。

① Part1で挙げられた「リスニングの基本トレーニング」を行う
② 白紙を用意し、音声を聞いて、キーワードをメモする。
略語やカタカナで構わない。
③ 音声を聞きながら、キーワード間の関連性を記号(ー、=、→、⇔ など)で表現する
④ スクリプトや日本語訳を見て、メモした内容が適切か、キーワードの不足がないか確認する
⑤ 目を閉じたまま音声を聞いて、情報をイメージする

Part 4 は、情報を整理する、という意識を持つことが大切ということですね。


おわりに

今回は、TOEIC公式おススメのトレーニング法【リスニング編】について、紹介しました。

本記事がみなさんの参考になれば幸いです。

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