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【企画#04】第四回読ませてください企画

こんばんは、灰澄です。
サムネが一種類しか無いのをそろそろどうにかしたいですね。 

仕事の立て込みがようやく少し落ち着いたのですが、あまりの暑さに何かと作業が遅れがちです。せめて朝くらいは涼しくあって欲しい。
 

今後の企画実施について

さて、読ませてください企画第四回です。
要綱を整えてから初めての開催となります。
 
基本的にはTwitterで情報発信をしていますが、ありがたいことにnoteのアカウントをフォローしてくださる方もいらっしゃって、そちらから記事を読んで頂いている方に向けても窓口を開きたいなと考えています。
 
次回以降の「読ませてください企画」については、試験的に募集時にnoteでもお知らせして、note記事のコメント欄からでもエントリー可能にしようかなと思います。
 
基本的に、Twitter・note併せて先着3名様を一回あたりの上限としていますので、どちらかに一番乗りでエントリーしても、他方で既にエントリー枠が埋まっている、ということも考えられます。予めご了承ください。
 
私がエントリーを確認した時間とは関係無く、タイムスタンプに従って先着順とします。枠が埋まったことを確認した時点で、Twitter・noteともに「今回は締め切りました」のtweet / コメントを書き込むことにします。
 
本当にありがたいことに、前回に引き続き、募集上限以上の応募を頂きました。
今回先着から漏れてしまった・締め切りのアナウンスを見て参加を見送ったという方は、是非次の機会にエントリーして頂けるととても嬉しいです。
 

web小説の傾向?

Web小説の傾向として、ファンタジー要素が強い作品が多いようです。普段読むジャンルではないので、観光地に来たような気持ちで拝読しています。

後述しますが、ライトノベル系のレーベルでは中世ファンタジー風の世界観が最大手ジャンルである印象です。

個人的な意見ですが、ファンタジーは専門職をテーマにしたものと同等かそれ以上に難しいジャンルだと思っています。

その一方で「好き」を詰め込めるジャンルでもあると思うので、そのあたりが不動の人気たる所以でしょうか。
 
さて、今回、エントリーして頂いたのは、こちらの3名様です。
コメントと一緒にどうぞ。
 

今回のエントリー三作

〇Tomoya@(神崎 ライ) 様 twitter: @rai1737
「絶望の箱庭~鳥籠の姫君~」(小説)
https://t.co/jT6PqcdrXF
二つの世界とその狭間という舞台設定は王道の一つですが、その説明や名称が個性的で印象に残りました。異世界が舞台の物語では、物語の外側にいる良識的な存在(この作品でいうなら主人公の祖父母)が好きです。主要のキャラクターを魅力的に見せるのはもちろん大切ですが、ここぞというときに推進力に出来事の中心にはいない人の影響が利いているとカッコいいなぁと思います。世界は大きな物語だけで成り立っているわけではないですからね。
 
〇月城友麻 (deep child) 様 twitter:@deepchild6
「うちの美少女AIが世界征服するんだって、誰か止めてくれぇ」(小説)
https://kakuyomu.jp/works/16817139555550773561
一見するとコメディ色の強そうな世界観と出来事の凄惨さのギャップで生まれる怖さはかなり好きです。ギャグとホラーは紙一重というのはよく言われることですが、それぞれの要素が入り乱れて、どちらにも結論付けないというのも一つの形だと思います。「笑えるけど笑えない」タイプのギャグ/ホラーは間違えるとただの不謹慎にもなりかねないので、高度なバランス感覚が要求されますね。もちろん、物語の途中でどちらかに舵切りをするのも良いスリルになりますが。
 
〇村崎沙貴 様 note: https://note.com/happy_godwit726
「Weeds」(小説)
https://note.com/happy_godwit726/n/n8512c4573e15
人間ドラマに専門知識や場などの要素(この作品では野草)がオーバーラップする物語は、書くのが難しい一方で読み手としては好奇心が刺激されてとても楽しいです。物語の展開とフレーバーとしての要素が交差する瞬間に一番カタルシスがあるので、活かしどころが肝心ですね。日本のように野草・雑草を細かく呼び分ける国は稀です(虫や海藻も同様)。用途だったり、まつわる言葉や伝承だったり、色んな要素を含んだアイテムですので、物語にどのように絡んでくるのかが楽しみですね。
 
 
以上、3名の方、エントリーありがとうございました。ヒンナ、ヒンナ。

「ライトノベル系のレーベルでは中世ファンタジー風の世界観が最大手ジャンルである印象」と前述しましたが、それは過去に新人賞の下読みしていた際の印象です。

当時は今ほどweb小説が台頭していなかったように思いますが、書き手の年齢層も併せて、当時のライトノベルレーベルに相当するのが最近ではweb小説なのかなという気がします。

ファンタジーは世界観や設定の細かい作り込みが必要で、難易度の高いジャンルだと思っているのですが、いわゆる「異世界転生系」のファンタジーはまた文法が違うのでしょうね。あまり作り込むより、ゲーム的なお約束を共有しやすく自然に描写に組み込む方がいいのかもしれません。

締め

企画の要綱がある程度整って、四回目となってなんとなくルーティンが出来てきたかなという気がしています。
配信、というか、動画もそろそろ何か出したいなぁと思っているのですが、なかなか準備が整わず。とりあえずは、note更新の頻度を上げることを目指したいと思います。
 
では、今回はこのあたりで。
今回エントリーしてくださった方に、重ねてお礼を申し上げます。
また次回の記事でお会いしましょう。


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