【発達障害】ブラウンの瞳の、赤い髪の女の子【グレーゾーン】

はじめまして。
灰色猫といいます。

私は発達障害を持っており、社会的には健常者でも障碍者でもないグレーゾーンに分類される人間だそうです。

そのせいで、今までずっと苦しんできました。

なんでこんなの事ができないの?
みんなできるんだけど?
あなただけだよ?そんな事してるの?
もっと普通になったら?

普通っていったいなんなんだよ…

ずっとずっと周囲に否定され続けて自己肯定感は限りなくゼロだった。
自分はダメな人間なんだと。

小さい頃からずっと違和感とモヤモヤを抱いて生きてきました

まだ小さかった頃
私はもう周囲の人と外見で違っていた。
色素が薄すぎて、髪も赤髪、目もブラウン系の色で肌も白っぽい、外人みたいな感じだったようです。
妹のいた私は、よく「かわいい姉妹ね」と言われました。

ただ思春期になって体が変化していくにつれて、私の体はじょじょに醜くなっていきました。妹は一か月に何度か告白されるレベルでかわいかったのに、私にはそれが備わらなかった。
今では笑いとばせるかもしれませんが、体の事で周囲からよくからかわれたりしました。
とてもとてもいやだった。
肌をさらす体育の時間がとても苦痛だった。
どうしてこんな身体に産まれてきたんだろうと両親を呪った事もあった。
本当は両親は何も悪くないのに
ただただ憎しみをぶつける場所が、行き場がどこにもなかった。
雑誌を見れば美しいのが当たり前で、美しくないものが悪であるかのような書き方をする。
本当に嫌だった。
マスコミもメディアも美を賛美するのがいやだった。
醜く生まれたものはどうやって生きていけばいいのか?

今でも、マスコミの事は嫌いだ。

必要以上に美しくあれと煽り立てる記事を見ると、虫唾が走る。

さらに追い打ちをかけるように、学習障害(当時はそれがわからなかった)で必要以上につまらない事に意固地になりすぎて周囲からも浮いていた。

友達はいたが、引き立て役として私がいるに過ぎなかった。
「アンタ他に友達いるの?」
「たまには他の友達のとこに行ったら?」
そう言われていつも愛想笑い。
本当に苦痛だった。

私の暗い青春時代から始まってしまったが、いざ筆を走らせると、嫌な思い出ばかりが蘇ってくる。

どうして、私はこの世に生まれてきたんだろう?
そんなモヤモヤを抱えたまま、中学時代は過ぎてった。

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